このトピックスを見て頂きありがとうございます!
西荻窪校の北村です。
突然ですが皆さん、
ディズニーってご存知でしょうか?(笑)
(「知っとるわ!」と言うツッコミ、ありがとうございます!)
そんな人気のディズニーパーク(ディズニー社が展開するテーマパークの総称)が
行っている安全管理を例に、今回は学習に役立つ話ができたらと思います。
皆さんはテーマパークの安全管理と聞くと、どんなことが頭に思い浮かびますか?
例えば、ジェットコースターの点検。
多くのテーマパークでは、ジェットコースターに使われている部品の劣化具合を見て、
交換する「状態基準保全」を行っているそうです。
しかし、ディズニーではそれだけでなく、
「時間基準保全」という、耐用年数(機器などが使用に耐える年数)を待たず、
一定期間を定めて部品を交換することを行っています。
その理由は、目視だけで「もう大丈夫!」と判断することに頼らないようにするためです。
また、販売されているグッズにも安全管理がなされています。
もし赤ちゃんがいたとしたら、ぬいぐるみを間違って舐めたり、噛んでしまう可能性があります。
それを予測して、毛が抜けない、色落ちしない素材を使っており、
さらに安全検査も実施するという徹底ぶりです。
このことからディズニーの安全管理には以下の3つのポイントがあると考えられます。
① 「これでOK!」と思わない。
② 「こうなりそう!」という最悪の予測を立てる。
③ 点検に一定期間を設ける。
これを学習に置き換えてみましょう!
すると、以下のように行動できそうではないですか?
① 「今日一日でこれだけ覚えた!これで大丈夫!」と思わないで、
復習する時間を作る。
② 「テスト直前に焦って勉強したら、睡眠時間を削られる!」
という予測を立てて、テストの3週間前から準備を始める。
③ 復習は間違えた問題をノートに書いておいて、土日、月末、
1か月後…というペースで間違えた問題をもう1度解いてみる。
入試本番、学年末テストが迫っている時期です。
ディズニーが取り組んでいる安全管理の仕方を学習に生かして、
頑張って頂けたら幸いです!
また保護者様もその様子を見て頂けたら嬉しいです。
宜しくお願い致します。
このコラムを読んで頂き、ありがとうございました!
参考文献
芳中晃(2020)『Disney Thinking ~自分の頭で考えて動く人が育つ~』総合法令出版.