不安への対処法

名古屋 星ヶ丘校講師の粂田です。

12月に入り、だいぶ寒くなってきましたね。

そろそろ厚手の上着が活躍する時期になってきました。

 

受験生は大学入試がすぐそこに迫ってきているのを、

冬の寒さにとともに感じる時期ではないでしょうか。

 

毎年この時期には、受験生から

「受かるかどうか不安で勉強に集中できない」

という相談があります。

今日は、不安への対処法の話をしたいと思います。

 

不安とは何か

不安を言葉で説明しようとすると、なかなか難しいなと今思いました。

コトバンクで調べてみたところ、

「恐ろしい何かに脅かされているという感情。その原因は本人にも明瞭ではない」と出ました。

“恐ろしい何かに脅かされている”と書くと、だいぶ大きなことのように思います。

「そこまでではないけど。。。」と思えたら、少し不安から抜け出せているのかもしれません。

 

まずは感情に向き合う

「受かるかどうか不安」と言うからには、今の気持ちとしては不安な状況にあります

人は不安にとらわれてパニックにまで陥ってしまうと、考えることができなくなります。

まずは今の自分の状況を受け入れましょう。

できれば、客観的に、他人事っぽく「自分は今不安を感じているんだなぁ。」と、思ってみましょう。

落ち着いて感じることができなければ、紙に書くことで吐き出してみましょう。

まずは少しの時間でもいいので、一回落ち着くことです。

「ヤバい!ヤバい!どうしよう!」という状態から、

「不安を感じているんだなぁ」と、テンションが落ち着いてきたらイイ感じです。

うまく落ち着いて、考える準備ができていると思います。

 

問いの立て方が重要

「受かるかどうか不安でどうしたらいいか?」という話なんですが、その前に。

物事を考える上では、問いの立て方がとても重要です。

 

なぜなら、その問いに対して答えを探す形で「考える」ことが進んでいくからです。

不安から抜け出せない場合、この問の立て方が間違っていることが多いです。

 

「受かるのかどうか?」という問いには正解はありません。

なぜなら、未来はわからないからです。

 

試験前日に交通事故に遭うかもしれませんし、

ビリギャルのさやかさんように当日にコーヒーでお腹を壊すかもしれません。

 

未来がわからない以上、「今やっている勉強法で受かるのか?」という答えのない問いは、

無限に考えを巡らせ続けるだけで、結果、不安を強くするだけで解決にはつながりません。

答えのないことを考え続けていると、

だんだんと頭が回らなくなって感情だけが前面に出てくるようになります。

 

問いの立て方を変えてしまう

したがって、「受かるかどうか?」と思い始めた時点で

出口のない不安のスパイラルに入ってしまいます。この問いを変えなければいけません。

そういうときは、「どうしたら合格可能性が上がるのか?」という考え方をしてみて下さい。

「このままで大丈夫かなぁ?」と思った瞬間に、

「どうしたら合格可能性が上がるだろう?」という方に問いをシフトして下さい。

「可能性を上げるためには?」というポジティブな問い方には、

具体的な行動や学習方法の工夫など、実行に移せるような案が出てくるはずです。

 

例えば、「勉強時間を増やしたいから、朝出かけて外で勉強しよう」とか

「復習の比率をあげよう」とか。

行動に落とし込むことができたら、それを実行していきます。

ここまでくると、不安もかなり軽くなってくるはずです。

 

というか、目の前にやるべきことが出てくると、

一時的にでも感情とは距離を置くことができます。

 

最後に

皆さんは、今、大学受験を通して「どうしてこんなにしんどいんだろう」とか、

「不安だなぁ」とか、「やってるのに伸びないのはなんで!?」思うかもしれません。

 

でも、この不安な状態は受験だけで終わる話ではないのです。

今後の人生を生きていく中で、幾度となく訪れます。

自分の将来の進路なんて、わからないことをだらけだからです。

 

変化する社会の中で生きていくことは、大学受験のようにわかりやすい前例だってありません。

就職するとき、結婚するとき、転勤するとき、いつも “あらかじめわかっている正解” なんてありません。

人生の勝負どころでは、必ず不安がついてきます。

 

だからこそ、今のうちに対処法を練習しておきましょう。

辛い時期かもしれませんが、私たちはいつも、これからもずっと応援しています。

今後の人生の予行練習だと思って、

いろいろな工夫を凝らして頑張っていきましょうね!