こんにちは。星ヶ丘校の島田です。
5月に入り、新生活にも慣れてきたと思います。
当塾でも新しく生徒さんが入ってきて、
最初は緊張していても、慣れてくると笑顔も増えて、
積極的にコミュニケーションをはかってくれます。
自分の趣味や将来の目標など、いろいろなことを話してくれますが、
その時は本当に目が輝いて身を乗り出して話したりもしてくれます。
お互いのことをよく知り、信頼関係を築いていきたいと感じています。
私の場合は、焼肉トークで目が輝くようです。(笑)
さて、今回は「要注意!減点される答案」についてお話しします。
いとこに某大学の教授がいます。
先日、そのいとこと話す機会があったので、
どういう生徒を求めているかについて聞いてみました。
「基本的な学力を備えている」「コミュニケーション能力が高い」
「積極的に授業に参加する」などがありました。
逆に、どういう生徒を取りたくないかについても聞いてみました。
その中で印象的だったのは
「読めない字を書く子」ということでした。
ちなみに、
そのいとこの知り合いの教授の方たちも同じことを話していたそうです。
さて、以下の画像の文字を読めるでしょうか?
これは、象形文字と言い、現代語ではありません。当然、読めませんよね。
これは極端な例ですが、採点者となる教授からすれば、
「読めない字」は意味がわからないので、採点が厳しくなるということです。
逆に、「読みやすい字」を書く生徒は有利だと言います。
(当然、回答が間違っていればダメですけど…)
ちなみに、
私は過去に某大手予備校の全国模試の採点をしていたことがあります。
講師が会議室に集まって採点をしますが、
当然採点基準があり、それに沿って採点をします。
その場でも、「読めない字」の答案は採点が後回しになったり、
即減点になったりしていました。
模試の答案ですらそれが行われますので、
大学に提出する志望理由書(推薦入試、AO入試において必要な書類の一つ)や
会社に提出する履歴書でも同じことが言えます。
「いやいや、これはこういう意味ですよ、先生!だから点数を上げてください!」
などと、交渉や言い訳なんてできません。
当塾では予習してきてくれた範囲のテストを毎回受けてもらいますが、
そこでも字が読めないものであれば、
同様に書き直してきてもらったり、あるいは減点したりします。
こうした背景を考えると、それを読む相手に配慮することを念頭に置いて、
「字を丁寧に書く」
「読みやすい字を書く」
ことを心掛けるのが良いでしょう。
「入試の時だけ丁寧に書こう」なんて思っても、
習慣になっていなければ、時間がかかります。
ですので、塾でテストを受ける時をその練習の場と考えて、活用してもらいたいと思いますし、
指導してまいります。