子は親の鏡

みなさんこんにちは!本郷三丁目校講師の釜です。

 

二人の息子が、歳8ヶ月と2ヶ月になりました。

言葉も増え会話がほぼ不自由なくできるようになった上の子。

最近のブームは

 

「かまひなたともうします~よろしくおねがいします~」です。

 

どうやら親の挨拶を見て聞いて、マネしているらしいのです。

教えたつもりもないですし、

「なんて言っているの?」と聞かれたこともありません。

 

自然と国語文法の難関どころ“謙譲語”を使っています。

 

それを聞いて妻とひとしきり笑った後、

「いつどの言葉を聞かれているかわからないな」

「これはうかつに変なこと言えないな」

と少し恐ろしくなりました。

 

他にも、

すべり台で後ろにたくさん並ばれると、登るのをやめて譲ってきたり、

散歩中につかれると「ちょっと乗りたくなっちゃったかな」と控えめにアピールしてきたり、

おもちゃを落としたりすると、周りに誰もいなくてもすぐ「ごめんね」と言っていたり、

 

「あ、これ自分のよくやるやつだな」

と感じる場面がとても多くなりました。

 

2児の親として、先生と呼ばれるものとして

改めて気が引き締まりました。

 

僕の大切にしている言葉の中に、

アメリカの家庭教育学のドロシー・ロー・ノルト博士の次の18の言葉があります。

子どもは、批判されて育つと、人を責めることを学ぶ

子どもは、憎しみの中で育つと、人と争うことを学ぶ

子どもは、恐怖の中で育つと、オドオドした小心者になる

子どもは、憐れみを受けて育つと、自分を可哀想だと思うようになる

子どもは、馬鹿にされて育つと、自分を表現できなくなる

子どもは、嫉妬の中で育つと、人をねたむようになる

子どもは、ひけめを感じながら育つと、罪悪感を持つようになる

子どもは、辛抱強さを見て育つと、耐えることを学ぶ

子どもは、正直さと公平さを見て育つと、真実と正義を学ぶ

子どもは、励まされて育つと、自信を持つようになる

子どもは、ほめられて育つと、人に感謝するようになる

子どもは、存在を認められて育つと、自分が好きになる

子どもは、努力を認められて育つと、目標を持つようになる

子どもは、皆で分け合うのを見て育つと、人に分け与えるようになる

子どもは、静かな落ち着いた中で育つと、平和な心を持つようになる

子どもは、安心感を与えられて育つと、自分や人を信じるようになる

子どもは、親しみに満ちた雰囲気の中で育つと、生きることは楽しいことだと知る

子どもは、まわりから受け入れられて育つと、世界中が愛であふれていることを知る

『子どもが育つ魔法の言葉』より抜粋

学校教師時代に知って「その通り!!」と思っていたこの言葉も、

親となってみると、「うっ」と突き刺さるものがあります。

 

できてないな~と反省する部分も多いですが、

これができていないとダメと自分を苦しめるためではなくて、

一緒に楽しく成長していくために、

今月はこの言葉を見ながら過ごしてみようと思います。

 

7月もよろしくお願いします!!