人間関係をより良くするために私たちができること

みなさん、こんにちは^^ 赤萩校、講師の高橋です。

今年は異例の事態がたくさん起きて、大変な状況の中にいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

こういった状況の中でもなにより健康に気を付けながら、元気に過ごしていきましょうね(*^^*)

今日は、人間関係を良好にするためのポイントをお伝えしようと思います。

今回コロナウィルスが大流行したことで、家族と過ごす時間が増えたり、

今まで毎日のように会っていた友達と会えなくなったりして、人間関係の大切さを感じた方も多いのではないでしょうか。

心理学者のアドラーは「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言っています。

それくらい私たちにとって、人と人との関係性はとても身近かつ重要であるということですよね。

実は今日お伝えすることは、坪田塾の入塾説明会でもお伝えしている内容でもあります。

(だからきっと塾生のみなさんは聞いたことがあるはず…!)ですが、

私自身が最近改めて振り返って、「これってめちゃくちゃ大切じゃん!!!!!!」と深く感じたので、

シェアさせていただけたらと思います。親子関係においても活用できるので、

ぜひ保護者のみなさまにも読んでいただけると嬉しいです^^

より良い人間関係を築くためのポイント、それはなにかというと、、、

「beingの関係性」をつくるということです。

「being?なにそれ?( ゚Д゚)」という方もいらっしゃると思うので、説明させていただきますね。

人の評価の仕方はdoing、having、beingの3つがあります。

doingは行為に対する評価、たとえば「お手伝いしてくれてえらいね」「問題集を10冊も終わらせてすごいね」というものですね。

havingは持っているものや地位に対する評価、「学級委員を務めるなんてなんて誇らしいわ。」というもの。

そしてbeingは存在に対する評価、「あなたがなにをしようとどういう状態であろうとあなたを愛しています。」という

存在そのものを認めるというものです。

人は社会に出るとdoingとhavingで評価されます。

社会や学校の中で、結果が出せないと苦しくなってしまうこともあるかもしれません。

しかし、そういう時でも自分を愛してくれてる人がいるだけで私たちは前に進むことができます。

そう、beingの関係性を築いてくれる人がいることが人間の原動力になるのです。

とはいっても、「beingの関係性ってどうやって作るの?なにをすればいいかよくわからないけど…」という方もいらっしゃると思います。

そんなみなさまのために、具体的な方法もあります!ぜひ以下の5つを実践してみてください(*’▽’)

1.良いところだし

2.加点主義(~ができなかったからマイナスだと考えるのではなく、~ができた、良くなったからプラスというように加点していくという考え方)

3.プロセス重視(結果ではなく、プロセスに注目!)

4.失敗の許容

5.感謝の伝達

なんだかいっぱいあると感じられた方もいらっしゃるかもしれません。

この5つは一気に実践しなくても大丈夫です。1つだけでも効果あり!です。

身近な人にふと「ありがとう」を伝えてみる、なにかうまくいかなくて失敗した人には、失敗を責めるのではなくて、

「そういうこともあるよね。今回はうまくいかなかったけど、ここまで頑張ってきたことが大きいよね。

これからどうするか、一緒に考えよう」と伝えてみる、大切な人とけんかしちゃってイライラしたときには、

ちょっと落ち着いてその人の良いところをあげてみるとか。

こういったことを意識しながら行動してみると、相手の反応が変わるし、不思議なことに自分の気持ちも変わります。

どうせ一緒に過ごすなら、より仲良く過ごせるとお互い幸せですよね(*^^*)

気になるものがあれば、学校で、ご家庭で、職場でぜひ実践してみてくださいね!