
オープンキャンパスは、大学や専門学校などが、入学を考えている高校生やその保護者に向けて開催する説明会や見学会などのイベントです。資料請求だけでは得られない学校の雰囲気や学びの内容を直接知ることができ、進路選択の大切な機会となるため、多くの学生が受験前に参加します。
高1、高2、高3の高校生だけでなく、浪人生も参加するこのイベントは、普段とは違う大学や専門学校という環境に赴くため、「どんな服装で行けばいいの?」「周りと違う格好だと浮いてしまうかも」と、服装選びに悩む人も多いようです。特に高校とは異なる自由な雰囲気もあるため、迷うのかもしれません。
そこで、本記事では、オープンキャンパスの服装について、制服と私服それぞれのメリットやデメリット、基本的な服装マナー、避けるべき服装、あると便利な持ち物リスト、保護者が一緒に参加する場合の服装のポイントまで、詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
目次(クリックで開閉)
・制服でオープンキャンパスに参加するメリットと注意点
┗学生らしい印象を与えるなら制服で
┗高校の印象につながるため着こなしと振る舞いには注意
・私服でオープンキャンパスに参加するメリットと注意点
┗動きやすさとともにリラックス効果も
┗服装によっては悪目立ちする可能性がある
・オープンキャンパスの基本的な服装マナー
┗清潔感のある服装とは
┗季節に応じた適切な服装選び
┗体験プログラム等がある場合はテーマに合わせて
┗靴は履き慣れたものに
┗気温変化や雨への対応
・あると便利!オープンキャンパスの持ち物
・オープンキャンパス参加時の印象アップのための身だしなみのポイント(番外編)
┗髪型とメイクの注意点
┗アクセサリーの選び方
・同伴する保護者の服装ポイント
┗母親の服装のポイント
┗父親の服装のポイント
制服でオープンキャンパスに参加するメリットと注意点
オープンキャンパスは、制服・私服どちらでも基本的に問題ありません。
ただし、高校によっては「制服で行くように」と指導されることもありますし、先輩や先生から「オープンキャンパスは制服で行くもの」と聞いて、それが当たり前だと考えている受験生もいるかもしれません。
学生らしい印象を与えるなら制服で
オープンキャンパスに制服で参加する学生が多い背景には、以下のようなメリットがあるからです。
・フォーマルな場でも違和感なく、しっかりした学生という印象を与えやすい
・きちんとした印象を与えられる
・同じ高校出身の先輩に気づいてもらえる可能性がある
このように、学生らしく、しっかりとした印象を大学側に与えやすい点は、私服にはない制服ならではのメリットです。また、大学側も制服を着用しているとオープンキャパス参加者だとすぐに判断でき、声をかけやすくなるという側面もあります。
さらに、1年を通して服装選びに迷わない点もメリットです。周りに制服の参加者が多い場合、「私服だと浮くかも」と心配な人にとっては、制服を選ぶことで安心感が得られます。
高校の印象につながるため着こなしと振る舞いには注意
制服でオープンキャンパスに参加する際に最も注意したいのは、その制服の着こなし方や振る舞いが、自分だけでなく在籍高校全体の印象に影響を与えてしまう可能性がある点です。
清潔感のある着こなしと礼儀正しい振る舞いは、大学側に好印象を与えます。逆に、だらしない着方やマナー違反の言動は、個人の評価だけでなく、高校全体の評判を落としかねません。
制服を選ぶ場合は、きちんと着こなすこと、丁寧な言葉遣いや行動を心がけることなど、高校を代表しているという意識を持つことが大切です。特にボタンの留め忘れや着崩しには注意しましょう。
私服でオープンキャンパスに参加するメリットと注意点
多くの大学や専門学校では、オープンキャンパスに制服・私服どちらで参加しても大丈夫としています。それぞれにメリットがあるので、自分に合う方、そして何より自分がリラックスして過ごせる服装を選ぶのが良いでしょう。
動きやすさとともにリラックス効果も
私服でオープンキャンパスに参加するメリットは以下の通りです。
・自分の好きなファッションを楽しみながらリラックスして参加できる
・自分らしさをアピールできる
・動きやすく快適に過ごせる
・大学生なったらどんな服装をするかをシミュレーションできる
・キャンパスに溶け込みやすく、実際の学生生活をイメージしやすくなる
慣れない大学という場所では、誰でも多少は緊張するものです。制服だと動きにくさや窮屈を感じるようなら、普段着慣れた私服の方がリラックスでき、イベントに集中しやすくなるかもしれません。
また、大学生の多くは普段私服で過ごしています。そのため、私服で参加することでキャンパスの雰囲気に自然に溶け込み、入学後の学生生活をより具体的にイメージしやすくなる点もメリットです。
服装によっては悪目立ちする可能性がある
私服には、リラックスできる、自分の個性を表現できる、イベント後に他の予定があっても着替えずに済むといったメリットがあります。しかし、服装の選び方を間違えると悪目立ちしてしまう可能性があるので注意が必要です。
例えば、あまりに派手なデザインや色、柄、奇抜なコーディネートは、周囲から浮いてしまう可能性があります。肩やお腹、背中が見えるトップス(Tシャツなど)や、丈の短すぎるスカート・パンツなど、過度な露出がある恰好も避けるのが無難でしょう。
また、ボロボロに見えるダメージジーンズや着古してヨレヨレになった服は、だらしない印象を与えがちです。部屋着のようなスウェットやラフすぎるサンダル(クロックスなど)も、カジュアルすぎるアイテムとしてNGとされることが多いです。大学関係者や他の参加者に良くない印象を与ええてしまうかもしれません。
私服で参加する際は、自分の好みやその日の予定も考慮しつつ、オープンキャンパスという場にふさわしいかどうかをしっかり判断して、着こなしを選ぶ必要があるでしょう。
オープンキャンパスの基本的な服装マナー
ほとんどの大学では服装の指定はありませんが、参加する上での基本的なマナーは守りたいものです。オープンキャンパスは、大学の先生や先輩学生と直接話せる貴重な機会です。相手に良い印象を与え、周りから浮くことなく、自分自身も気持ちよく過ごせる服装を選択しましょう。
清潔感のある服装とは
清潔感は身だしなみの基本です。
制服の場合は、着崩さずに校則通りに着こなすことが基本です。シャツのボタンはきちんと留め、スカート丈なども規定を守りましょう。シワや汚れがないか事前にチェックし、シャツにはしっかりアイロンをかけ、靴下や靴も清潔なものを着用すると、それだけで好印象につながります。
私服の場合は、派手なデザインや過度な露出は避け、落ち着いた雰囲気を心がけることがポイントです。白シャツやブラウス、無地のカットソー、シンプルなワンピースなどのトップスに、きれいめのパンツやダメージ加工の少ないデニムといったボトムスを合わせるのがおすすめです。シワや汚れのない、手入れされた服装を選ぶことが清潔感につながります。
季節に応じた適切な服装選び
制服の場合、夏は通気性の良い涼しいインナーを選ぶ、冬はブレザーや指定のコートで防寒するなど、季節・気候に合わせて快適に過ごせる工夫をしましょう。
私服の場合も同様に、夏は涼しく、冬は暖かい服装を選びます。特に冬は重ね着で調整できるものが便利です。夏場、半袖Tシャツ一枚ではラフすぎると感じるなら、襟付きのシャツやポロシャツなどのトップスを選ぶときちんとした印象になります。
夏場、屋外は暑くても、校舎内はエアコンが効きすぎて寒いことがあります。薄手のカーディガンやパーカーなど、簡単に羽織れる上着を用意しておくと体温調節に役立ちます。
逆に冬は、暖房で校舎内が暑くなることも。ここでも脱ぎ着しやすい服装が便利です。脱いだアウターを持ち歩くことも考えて、あまりかさばらない素材の上着を選ぶと良いでしょう。
体験プログラム等がある場合はテーマに合わせて
オープンキャンパスでは、模擬授業や実習などの体験プログラム・体験授業が用意されていることもあります。その場合は、プログラムの内容に合わせた服装選びも大切です。以下に例を紹介します。
<実験・理系の研究体験>
動きやすく安全なもの。肌を露出しないもの。→Tシャツや長袖シャツにストレッチ素材のパンツ、スニーカーなど
<芸術・デザイン系の体験>
汚れてもOKなもの。動きやすいもの。→Tシャツにデニム、ゆったりめのスウェットやスニーカーなど
<IT・プログラミング系の体験>
座って講義を聞くためリラックスできるもの。清潔感のあるカジュアルなもの。→ポロシャツとチノパン、カットソーにスラックスなど
<医療・看護・福祉系の体験>
清潔感と動きやすさを両立したもの。スカートよりもパンツスタイルが無難。→白系のTシャツやポロシャツにベージュやネイビーのパンツ、スニーカーなど
<スポーツ・体育系の体験>
運動しやすく動きやすい、速乾性のあるもの。→スポーツTシャツにストレッチ素材のパンツやジャージ、スニーカーなど
ただし、「特待生セミナー」や「模擬試験」など、よりフォーマルな内容や受験に直接関わるイベントでは、制服の着用が推奨されたり、指定されたりする場合もあります。事前に確認しましょう。
靴は履き慣れたものに
大学のキャンパスは高校よりも敷地が広いことが多く、複数の校舎間を移動したり、階段を上り下りしたりする機会も少なくありません。また、硬い床の校舎内では、ヒールのカツカツという音が意外と響いてしまうこともあります。
靴選びのポイントは、長時間歩いても疲れにくい履き慣れたものを選ぶことです。制服に合わせる学校指定のローファーやスニーカーも、新品ではなく履き慣れたものを選びましょう。私服の場合も、ヒールの高い靴や履き慣れない新品の靴は避け、普段から履いているスニーカーやローファー、あるいはフラットなパンプスなどがオススメです。
ただし、いくら履き慣れていても、クロックスのようなサンダルはラフすぎる印象を与えがちです。マナー面だけでなく、実習などの体験プログラムや万が一の避難時に危ない可能性もあるため、避けた方が良いでしょう。
気温変化や雨への対応
オープンキャンパスでは、校舎内だけでなく屋外を歩くこともよくあります。夏なら帽子や日焼け止めといった紫外線対策、冬ならはコートに加えてマフラーや手袋といった防寒アイテムを用意するなど、気候に応じた準備をしておくと安心です。
また、天気の急変に備えて折りたたみ傘をバッグに入れておくと便利です。雨が予想される日は、防水性のある靴を選ぶなどの工夫で、より安心して快適に過ごせるでしょう。
あると便利!オープンキャンパスの持ち物
服装だけでなく、持ち物の準備も大切です。ここでは、オープンキャンパスに持っていくと役立つアイテムを紹介します。
A4サイズが入るバッグ
オープンキャンパスでは、大学案内や学部のパンフレットなど、多くの書類・資料が配布されます。バッグが小さいと資料が入りきらず、手で持ち歩くことになりかねません。大学側が手提げ袋を用意してくれることもありますが、資料が多いと持ちにくいこともあります。
そのため、A4サイズの資料が余裕で入る、少し大きめのバッグを用意するのがおすすめです。大きめのリュックや肩掛けタイプのカバンなど、両手が空くものを選ぶと、移動中や立ったままメモを取る際にも便利です。
飲み物
オープンキャンパスのほとんどは、高校の長期休み、特に夏休みに開催されることが多くあります。暑い中、最寄り駅から大学まで歩いたり、広いキャンパス内を行き来したりするため、こまめな水分補給が欠かせません。冬場でも、校舎内の暖房や空気の乾燥などによって喉が乾きやすいので、季節を問わず飲み物を持するのが無難でしょう。
大学周辺や構内に自動販売機やコンビニエンスストアがあれば、当日購入することも可能ですが、混雑している可能性も考えられます。事前にペットボトルや水筒などを用意しておくと安心でしょう。
筆記用具
オープンキャンパスでの見聞きや体験は、志望校選びの重要な判断材料になるだけでなく、後の面接やエントリーシート作成時にも役立ちます。入試に関する情報や授業カリキュラムの詳細、個別相談で質問したことへの回答など、気になったことを小まめにメモしておくと、後で振り返る際に便利です。ノートやメモ帳、そしてボールペンやシャーペンなどの筆記用具を忘れずに持っていきましょう。
スマホにメモする学生も多くなっていますが、紙のアンケート記入などを求められる場合もあるため、ペンは必ず持参しましょう。
ノートやメモ帳は、立ったままでも書きやすいように、表紙が硬いタイプのものを選ぶのがおすすめです。
スリッパなどが必要な場合も
大学は基本的に校舎内も土足でOKですが、一部の校舎や施設、特に理系の実験室・研究室や施設の見学では、衛生面や安全面からスリッパや上履きへの履き替えが必要となる場合があります。
大学側で用意されていることもありますが、念のため、事前に大学のホームページなどでオープンキャンパスに必要な持ち物を確認しておきましょう。もし上履きが必要であれば、持ち運びに便利な折りたたみ式のスリッパなどを用意しておくと便利です。
オープンキャンパス参加時の印象アップのための身だしなみのポイント(番外編)
服装だけでなく、髪型やメイクといった身だしなみ全体を整えることで、さらに良い印象を与えることができます。最後に、髪型、メイク、アクセサリー選びを見ていきましょう。参加時の参考にしてください。
髪型とメイクの注意点
寝ぐせのボサボサ頭やあまりに派手なヘアスタイルは避け、清潔感を意識した髪型を心がけることが大切です。特に女子学生の場合、長い髪は一つに束ねるなど、スッキリとまとめると好印象です。ヘアゴムは黒や紺などのシンプルな色を選び、華美なアレンジは控えるのがおすすめです。前髪が目にかかると暗い印象を与えがちにあので、ピンで留めるなどして表情が明るく見えるように工夫しましょう。
メイクをする場合は、派手にならないようナチュラルメイクを意識しましょう。アイラインを濃く引いたり、つけまつ毛をつけたりなど、派手な印象を与えるメイクを避け、健康的でナチュラルな雰囲気に仕上げるのがポイントです。もちろん、ノーメイクで参加しても全く問題ありません。特に、体を動かすような体験型のイベントでは汗をかくことも考えられるため、プログラム内容に合わせてメイクの有無を判断するのも良いでしょう。
アクセサリーの選び方
アクセサリー着用がNGというわけではありませんが、大学はあくまで学校です。過度にキラキラしたものや大ぶりなアクセサリーは、場違いな印象を与えかねません。もし着けるなら、小ぶりでシンプルなものを選び、上品に見えるよう心がけましょう。
また、実習系のプログラムでは安全のためアクセサリー類を外すよう指示されることがほとんどです。腕時計も、実用的で落ち着いたデザインのものを選ぶと、時間を意識しているスマートな印象につながります。
同伴する保護者の服装ポイント
オープンキャンパスは、保護者にとっても大学の雰囲気や教育内容を知る大切な機会です。お子さんに一緒に参加する場合、「きちんとした格好で良い印象」と意識するあまり、フォーマルすぎる服装を選んでしまう方もいるかもしれません。しかし、広い大学キャンパスでの見学や移動を考えると、動きにくい服装や歩きにくい靴は避けることをおすすめします。とはいえ、お子さまと同様に、あまりに派手な服装やラフすぎる格好も、大学側に良くない印象を与えかねないため、避けた方が無難でしょう。
母親の服装のポイント
着慣れないスーツやタイトすぎるスカート、ヒールの高い靴では、長時間歩くと疲れてしまい、説明会や見学に集中できなくなることも考えられます。
そのため、上質感がありながらも動きやすい服装を選びましょう。例えば、シンプルなブラウスやカットソー(襟付きだとより丁寧な印象に)に、ストレッチの効いたパンツや、動きやすい丈のスカートを合わせるコーディネートを選ぶと、長時間の移動も楽になります。色合いは、モノトーンやベージュなどのベーシックカラーを基調にすると、落ち着いた印象を持たせつつ、フォーマルになりすぎるのを防げます。全体のバランスを見て、品の良いスタイルを目指しましょう。
父親の服装のポイント
父親の場合も、フォーマルすぎるスーツや硬い革靴では、動きづらく疲れてしまいます。
そこでおすすめなのが、スマートカジュアルなスタイルです。例えば、襟付きのシャツにジャケットを着用し、ボトムスはスラックスやきれいめのチノパンなどを合わせると、清潔感がありながらも快適に過ごせます。ネクタイは必須ではありません。靴は、革靴なら歩きやすいローファーや、ビジネスカジュアル向けのシューズを選ぶと、長時間の移動でも疲れにくくなります。
全体的にシンプルで落ち着いた色合いを意識することで、より好印象を与えやすくなるでしょう。
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