人気の大学群MARCH(マーチ)とは?各大学の難易度や特徴を解説!(2025年最新)

早慶上智、早慶上理、日東駒専、成成明学獨國武、旧帝大など、これらは大学を偏差値等の入試難易度の序列によってグループ分けした名称です。
日本の大学群の中で中堅上位~準難関の私立大学群として位置づけられているMARCH(マーチ)もそのうちのひとつです。首都圏の受験生から圧倒的な人気があり、知名度やブランド力の強さから、MARCHを第一志望にする受験生は少なくありません。

本記事では、大学群MARCHの由来から、MARCH各大学のそれぞれの特徴と偏差値比較、その他の私立大学群について、更に、MARCH受験における戦略と対策まで、大学受験をする学生の志望校選びの参考になるよう、分かりやすく幅広く解説します。

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目次(クリックで開閉)

・大学群MARCHの由来と歴史的背景
・【難易度順】MARCH各大学の特徴
 ┗明治大学の特徴~【都会×郊外】個を尊重した教育環境~
 ┗立教大学の特徴~リベラルアーツ教育でグローバルな人材を育成~
 ┗青山学院大学の特徴~幅広い学びと洗練されたキャンパスライフ~
 ┗中央大学の特徴~自然豊かな環境での実践的な法学教育~
 ┗法政大学の特徴~幅広い分野の学部学科で多様な価値観を育む~
・MARCHの偏差値比較
・GMARCHとは
・SMARTとは
・関関同立とは
・MARCH受験のための戦略と対策
 ┗入試方式の多様化と特徴
 ┗合格に必要な学力レベル
 ┗併願受験する際のポイント

 

大学群MARCHの由来と歴史的背景

MARCH(マーチ)とは、東京にキャンパスを構える人気私立大学5校の大学名の頭文字を取った名称です。主に受験業界や予備校が、偏差値ランキングなどをもとに大学の難易度をわかりやすく分類するため、1990年代頃からMARCHという名称で表されるようになりました。

M:明治大学
A:青山学院大学
R:立教大学
C:中央大学
H:法政大学

5校とも19世紀後半から20世紀初頭にかけて設立された歴史のある大学です。長年にわたり、受験生に人気の難関私立大学の代表格として、多くの人に知られています。

少子化が進む現在にあっても多くの学生がMARCHを目指しており、その人気は衰え知らずと言えます。主な理由のひとつに、首都圏へのキャンパス移転が挙げられます。
2002年に「工業等制限法」が廃止されるまでは、首都圏にキャンパス等の大規模な施設は設置できませんでした。戦後のベビーブームで学生の数が増す傾向を鑑みて、規模の大きいキャンパスは郊外に設置され、学生は都心から遠い場所へ通う必要がありました。しかし、この制度が廃止された後、各大学で都心にキャンパスを移転する動きが加速し、アクセスの良い立地で学生数を確保する動きが高まっています。

<新キャンパスの例>
明治大学中野キャンパス(2013年に開設)
中央大学茗荷谷キャンパス(2023年に開設)

こうした取り組みの結果、MARCHは日本全国から優秀な受験生が集まる大学群としての地位を確立しています。学問やスポーツ、教育、そして文化活動の面でも高い評価を得ており、卒業生は教育界・経済界・政治界など幅広い分野で活躍しています。

 

【難易度順】MARCH各大学の特徴

大学生

MARCHの各大学はそれぞれ異なる歴史や特色を持ち、学部構成や教育理念もさまざまです。大学別に詳しい特徴を紹介します。

 

明治大学の特徴~【都会×郊外】個を尊重した教育環境~

MARCHの「M」、明治大学は、首都圏に4つのキャンパスを構えている大学です。

・駿河台キャンパス(文系)→東京都千代田区
・和泉キャンパス(文系)→東京都杉並区
・生田キャンパス(理系)→神奈川県川崎市
・中野キャンパス(国際日本・総合数理学部)→東京都中野区

明治大学は、10学部を擁する総合大学です。「明治法律学校」を前身とし、法学や政治学の分野で長い伝統を誇ります。現在でも法学部・商学部・政治経済学部には特に力を入れており、多くの法律家や政治家を輩出しています。「権利自由」「独立自治」の精神を重視しており、理論だけでなく、実践的な知識やスキルを大切にし、社会で直接役立つ学問を重んじる実学志向が強い大学です。スポーツが盛んなことでも有名で、ラグビー、野球、サッカーなどは全国レベルの強豪校として知られています。

 

立教大学の特徴~リベラルアーツ教育でグローバルな人材を育成~

MARCHの「R」、立教大学は、首都圏に2つのキャンパスを構える大学です。

・池袋キャンパス(文系・国際系)→東京都豊島区
・新座キャンパス(理系・観光学部・コミュニティ福祉学部)→埼玉県新座市

立教大学は11学部を持つ総合大学で、キリスト教に基づく教育を行う学校「立教学校」として設立されました。特に英語教育に力を入れており、異文化コミュニケーション学部は人気を集めています。立教大学では、キリスト教の理念に基づき、幅広い学問を学ぶリベラルアーツ教育を重視しています。この教育を通して、学生は批判的思考力、想像力、そして総合的な判断力を養うことができます。さらに、グローバル人材の育成にも力を入れており、充実した留学プログラムが用意されているのも立教大学の大きな魅力です。

 

青山学院大学の特徴~幅広い学びと洗練されたキャンパスライフ~

MARCHの「A」、青山学院大学は、首都圏に2つのキャンパスを構える大学です。

・青山キャンパス(文系・国際系)→東京都渋谷区
・相模原キャンパス(理系・社会情報系)→神奈川県相模原市

青山学院大学は、11学部からなる総合大学です。宣教師によって東京の築地に「美會神学校」として設立されたのが、その始まりです。英語や国際系の学びに強く、中でも国際政治経済学部は人気の学部となっています。キリスト教の教えを教育の基盤に置き、「地の塩、世の光」をモットーとして、社会に貢献できる人材の育成を重視しています。ファッションやカルチャーの中心地である渋谷・青山にキャンパスがあることも、青山学院大学の人気を支える大きな理由のひとつです。「青学生はおしゃれで洗練されている」というイメージを持たれることも少なくありません。

 

中央大学の特徴~自然豊かな環境での実践的な法学教育~

MARCHの「C」、中央大学は、首都圏に3つのキャンパスを構える大学です。

・多摩キャンパス(経済・商・文・総合政策・国際経営学部)→東京都八王子市
・市ヶ谷田町キャンパス(国際情報学部)→東京都新宿区
・後楽園キャンパス(理工学部)→東京都文京区

茗荷谷キャンパス(法学) 東京都文京

中央大学は、8学部を擁する総合大学で、もともとは法律学校として設立されました。日本の大学の中でも、特に法学の分野で長い伝統と実績を誇っています。「実学」と「専門教育」に力を入れており、看板学部である法学部は、「法科の中央」と呼ばれるほどの、日本屈指の実績を保持しています。司法試験や公務員試験に強く、司法試験合格者数は長年トップクラスを維持しています。法律関係の職業に多くの卒業生を輩出していることでも有名です。商学部や経済学部にも長い伝統があり、ビジネス系の企業への就職率が高いのも特徴のひとつと言えます。

 

法政大学の特徴~幅広い分野の学部学科で多様な価値観を育む~

MARCHの「H」、法政大学は、首都圏に3つのキャンパスを構える大学です。

市ヶ谷キャンパス(文系中心)→東京都千代田区
多摩キャンパス(社会・スポーツ・経済系)→東京都町田市
小金井キャンパス(理工系)→東京都小金井市

法政大学は、「東京法学社」をルーツとする、日本の私立大学の中でも法学・政治学の分野で長い伝統を持つ大学のひとつです。現在では、15学部と、MARCHの中では最多の学部数を構え、幅広い分野の学びを提供している総合大学となっています。「自由と進歩」を建学の精神として掲げ、学部の多様性や自由な校風が特徴です。特にキャリアデザイン学部は就職支援に力を入れていることから人気が高く、環境、SDGs、デザイン系など現代社会のニーズに対応した学部が充実しているのも魅力です。公務員試験や司法試験、そしてマスコミ関係の就職に強い大学としても高く評価されています。市ヶ谷キャンパスのランドマーク「ボアソナード・タワー」は大学の象徴的存在となっています。

 

MARCHの偏差値比較

明治大学

MARCH各大学の偏差値は、学部や学科によって異なりますが、一例として、以下のように比較できます。

<大学ごとのおおまかな偏差値帯>
明治大学:62~68
立教大学:65~66
青山学院大学:62~67
中央大学:60~67
法政大学:60~66

文系学部では、明治大学の文学部が64~68と最も高く、商学部が66~67。
青山学院大学の国際政治経済学部、文学部、総合文化政策学部が67。
中央大学の法学部が63~67です。
理系学部では、明治大学の総合数理学部が68、理工学部63~68、農学部が62~68と最も高く、立教大学の理学部が67、中央大学の理工学部が60~67です。

このように、MARCHの偏差値は、大学だけでなく学部によっても大きく異なることがわかります。

 

GMARCHとは

MARCHの5校に、同等レベルの学習院大学のGを加えた6校で「GMARCH」と呼ばれています。
学習院大学は、文系に強く、法学部や経済学部、商学部を中心に高い評価を得ています。特にビジネス界や公務員、司法試験などの分野で活躍する卒業生を多く輩出しており、大手企業や官公庁への就職など、卒業生のネットワークも多岐にわたります。

 

SMARTとは

「SMART(スマート)」は、MARCHの中でも難易度が高い大学である3校と、早慶上理のうち難易度が低めといわれている2校を合わせた呼び方です。英語名がSophia Universityである上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、東京理科大学の5校を指します。偏差値帯は早慶上智とMARCHの中間である65~70程度で、私立大学群の中では中堅~上位に位置します。理系教育を重視しつつも、文系にもバランス良く力を入れているのが特徴です。就職にも強く、特に理系職、技術職、研究職、そしてビジネス界や公務員職など、幅広い分野で卒業生が活躍し、強いネットワークを築いています。

 

関関同立とは

関西地方のトップクラスの私立大学群で、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の4校から構成されるのが「関関同立」です。偏差値帯は62~70と高く、全国的な知名度と人気を誇る大学群です。学部によって違いはありますが、文系の最難関(看板)学部では関東圏のMARCHの方がやや偏差値が高い傾向にあり、理系では同程度の難易度とされています。
関西圏の私立大学のトップグループとして、特に法学部、経済学部、商学部、社会学部に力を入れています。グローバル企業や金融機関、そして関西地方を中心とした中堅企業などへの就職に強いネットワークを持っています。就職力、学問的な実力、学生生活の充実度、そのすべてにおいて優れたバランスを誇り、全国から多くの志願者数を集める大学群です。

大学の学部や学科の選び方についてより詳しく知りたい方は、「大学の学部、学科の選び方!後悔しない7つのポイントを解説!」を参考にしてください。

 

MARCH受験のための戦略と対策

大学受験のための戦略を練っている教師と高校生

MARCHは偏差値だけでなく、入学試験の倍率も高い難関大学です。MARCHランクの大学に合格するためには、自分に有利な入試方式をしっかり見極め、合格可能性が高い選択肢を探すとともに、合格に必要な学力レベルに合わせた学習計画を立てるなど、戦略的な対策と学習が不可欠となります。

 

入試方式の多様化と特徴

MARCHでは、多様な入試方式が導入されています。代表的なものとしては、以下のような方式が挙げられます。

・一般選抜(個別試験型):各大学・学部学科が独自に実施する筆記試験を受ける
・一般選抜(共通テスト利用型):大学入学共通テストの成績と、個別試験の結果を総合して合否を判定する
・全学部入試・学部横断型入試・T日程入試:全学部共通の問題を使用し、1回の試験で複数学部に出願できる方式
・英語外部試験利用入試:TOEFLや英検など、英語の外部試験スコアを活用して英語試験を免除、または加点する制度
・総合型選抜や学校推薦型選抜:評定平均や志望理由書、面接、小論文など、様々な要素を総合的に評価して合否を判定する

 

<MARCHの5大学が導入している入試例>

明治大学・全学部統一入試
・学部別入試
・共通テスト利用入試
・英語4技能試験活用方式
(商・経営・国際日本・農・総合数理学部)
青山学院大学・全学部日程入試
・個別学部日程入試
・共通テスト利用入試
・英語外部試験利用入試
(文・国際政治経済・総合文化政策学部)
立教大学・全学部統一入試
・学部個別入試
・共通テスト利用入試
中央大学・学部別一般入試
・共通テスト利用入試
・英語外部試験利用入試
(経済・商・総合政策・文・国際経営・国際情報学部)
法政大学・T日程入試(全学部統一入試)
・A方式入試(学部個別入試)
・共通テスト利用入試
・英語外部試験利用入試

 

学部個別入試

MARCHの5大学すべてで学部個別入試が導入されています。全学部統一入試は中央大学を除く4校で実施されており、学部や学科ごとに合格ラインの得点が設定されているのが一般的です。中央大学では、5学部共通選抜という形で行われています。

 

共通テスト利用入試

MARCHの5大学すべてで、共通テスト利用入試が実施されています。ただし、大学や学部によって、必要とされる共通テストの得点率は異なります。

 

英語外部試験利用入試

英語外部試験利用入試は、大学ごとに利用方法が異なります。

 

<明治大学>
全学部統一入試や学部別入試において、「英語4技能試験利用方式」を導入しています。英検のスコアを出願資格としてのみ利用する場合と、試験免除や得点加算に活用する場合があります。

 

<青山学院大学>
出願に英検などの英語資格の提出が必要なD方式やA方式、さらに得点加算として利用されるB方式といった、英語外部試験利用入試が実施されています。

 

<立教大学>
2021年度入試から、英語の独自試験を廃止しており、英検などのスコアやその他の英語資格、そして大学入学共通テストの英語の点数を、一般入試の英語の得点として換算する方式を採用しています。

 

<中央大学>
法学部以外の学部において、英語外部試験のスコアを利用することで一般入試の英語の試験が免除されます。学部によって必要級数やスコアが異なります。

 

<法政大学>
全ての学部で英語外部試験を利用することができます。但し、GIS(グローバル教養学部)では、外部試験の得点に対し、スコアに応じて換算点が設けられているため注意が必要です。また、推薦入試である総合型選抜においても大学や学部によってさまざまです。

 

特徴的な総合型選抜と出願条件例

 

<明治大学>
・グローバル型特別入学試験:政治経済学部のみで外国語検定試験のスコアが必要
・アドミッションズ・オフィス入試:理工学部のみで面接(口頭試問)や学力検査あり

 

<青山学院大学>
・総合型選抜(スポーツに優れた者):スポーツにおいて優れた成績をおさめた者(競技実績や大会入賞等が必要)
・全国高等学校キリスト者推薦:出願時にプロテスタント教会の正会員であり、キリスト教活動への積極的な参加が条件

 

<立教大学>
・アスリート選抜入試:スポーツにおいて優れた成績をおさめた者(競技実績や大会入賞等が必要)

 

<中央大学>
・高大接続型自己推薦入試:理工学部で実施され書類選考や筆記試験、レポート発表あり

 

<法政大学>
・グローバル体験公募推薦入試:文学部英文学科で実施され英検の級数とともに小論文や面接あり

 

上記で紹介した以外にも、総合型選抜や公募推薦入試を実施している大学、学部は数多くあります。学部や学科ごとに、必要とされる評定のボーダーラインや、資格などの推薦基準は異なります。出願要件として評定を課さない学部も一部存在しますが、日ごろから授業をしっかり聞き、定期テストで高得点を取れる勉強法を身に付け、高校の成績を高く維持しておくことが重要だと言えます。

MARCHへの合格をつかみ取るためには、志望校の入試方式についてしっかりと調べ、さらに、それぞれの入試方式の特徴を理解した上で、自分にとって最も有利な方式を選択することが、重要なポイントとなってくるでしょう。

学校推薦型選抜についての詳しい情報は、「学校推薦型選抜(公募制推薦,指定校推薦)とは?一般選抜や総合型選抜との違いについても解説」を参考にしてください。

 

合格に必要な学力レベル

MARCHは日本の私立大学の中でも上位に位置するため、合格するためには相応の学力が求められます。学部によって差はありますが、一般的には偏差値60以上の学力が必要とされています。ただし、学部や科目ごとの配点、英語の難易度などによって、実際に必要な学力レベルは異なります。

偏差値だけで見ると、明治大学・青山学院大学・立教大学よりも、中央大学・法政大学のほうがやや低い傾向が見られます。ただし、中央大学の法学部のように、人気の高い学部は偏差値65以上が求められることもあり、難易度は非常に高くなります。

また、青山学院大学や立教大学では、高い英語レベルを求められるという特徴があります。どちらの大学も、語彙レベルの高い難しい長文問題や英作文が出題されるほか、共通テスト利用方式でも8割以上の得点が必要とされ、英語が得意でない受験生にとっては、合格が難しくなる可能性があります。英語が不得意であったり、英検準1級レベルの英語力が身に付けられなかったりする場合は、偏差値だけで判断するのではなく、他の要素も考慮して志望校を選ぶようにしましょう。

さらに、入試方式によっても難易度は変化し、求められる学力も異なってきます。英語が得意な受験生であれば、英語外部試験利用入試を活用することで合格に有利に働く可能性があります。一方、英語が苦手な受験生の場合は、国語や歴史などで得点を稼ぐために、一般選抜を選択するほうが有利になることもあります。

このように、MARCH合格に必要な学力は、単純に偏差値だけで測ることはできません。目指している学部の難易度をしっかり把握するとともに、自分自身の科目別の学力や得意・不得意に応じて、最適な入試方式を選ぶことが、合格の可能性を広げることにつながります。

MARCHレベルの受験においては、過去問対策や模試の活用が合格へのカギとなります。各大学の傾向を分析・予想し、頻出分野を集中的に学習することで、効率よく得点力を身に付け、偏差値を向上させることが可能となります。

 

併願受験する際のポイント

MARCHを併願受験する際には、受験方式の違いや試験日程を考慮しながら出願することが大切です。
MARCHの各大学は、1月から2月にかけて複数の入試日程を設けています。学部別の一般入試は2月上旬から中旬にかけて、学部によって異なる日程で実施されるため、各大学、各学部の試験日をしっかりと確認するようにしましょう。連日の受験は肉体的にも精神的にも大きな負担となるため、無理のないスケジュールを組むことも重要です。

全学部統一入試は、MARCHの5大学すべてで2月上旬に実施されます(2025年度は明治大学と法政大学の日程が同日)。受験の負担を減らしつつ、複数の合格チャンスを得たい場合には、全学部統一入試を受験した後で、学部ごとの試験を受けるという方法も良いでしょう。

また、国公立大学と併願する場合には、共通テスト利用方式を活用するのもおすすめです。大学によっては共通テストで8割以上の得点率が必要な場合があり、一般選抜よりも倍率が高いという点には注意が必要ですが、大学独自の試験を受ける必要がないため、試験による疲労を軽減できるというメリットがあります。

志望する大学、学部や学科とともに、日程や入試方式を確認し、できる範囲で無駄なく戦略的に出願することで、MARCHの合格の可能性を大きく広げることができるでしょう。

 

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