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赤本の効果的な使い方!使い始めるタイミングや注意点も徹底解説

大学受験の対策を進める中で、多くの受験生が手に取るのが「赤本」。
しかし、ただやみくもに問題を解くだけでは、その効果を最大限に引き出すことはできません。

赤本は、使う目的や時期によって、その活用法が大きく変わります。
入試本番で力を100%発揮するためには、赤本の使い方を正しく理解し、自分の学習サイクルに効果的に組み込むことが大切です。

本記事では、赤本の基本的な特徴から、合格に近づくための効果的な活用法、そしてやってしまいがちなNGな使い方まで、分かりやすく解説します。

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目次(クリックで開閉)

・赤本の基本情報
・他の参考書や問題集との違いは?
・赤本は何年分解くのがよい?
・赤本はいつから使えばよいのか
 ┗3月~7月
 ┗8月
 ┗9月・10月
 ┗11月・12月
 ┗1月・2月
・合格に近づく赤本の使い方
 ┗ステップ①「傾向と対策」を押さえる
 ┗ステップ②実際に問題を解く
 ┗ステップ③つまずいた問題を把握する
 ┗ステップ④自己分析と克服するための対策を行う
 ┗ステップ⑤繰り返し問題を解く
・赤本を使う際に押さえておきたいポイント
 ┗ポイント①基礎を固めてから赤本に取り組む
 ┗ポイント②苦手分野を把握して克服する
 ┗ポイント③時間内に解き終える練習をする
 ┗ポイント④多くの問題に触れる
 ┗ポイント⑤解ける問題を見極める練習をする
 ┗ポイント⑥赤本を使う意味をきちんと理解する
・赤本の誤った使い方は?
 ┗分析・克服のための対策を行わない
 ┗間違えた箇所を記録していない
 ┗本番を意識できていない
 ┗難しい問題しか解いていない
・赤本を使ったほうがよい人の特徴
・【まとめ】赤本を効果的に利用して、合格を勝ち取ろう

赤本の基本情報

赤本とは、教学社が毎年発行している大学別の入試過去問題集のことです。
各大学で実際に出題された入試問題が、過去3〜5年分、解答・解説とともに掲載されています。
その名のとおり、表紙が赤いことに由来しており、多くの受験生にとって定番の教材です。

また、問題だけでなく「傾向と対策」といった解説ページもあり、志望校の出題形式や頻出テーマを事前に把握するのにも役立ちます。 まさに、志望校の対策に特化した、もっとも実戦的な問題集といえるでしょう。

 

他の参考書や問題集との違いは?

赤本と一般的な参考書・問題集との大きな違いは、その「目的」にあります。
参考書は「基礎を固める」「苦手をつぶす」ためのツールであるのに対し、赤本は「試験慣れをする」ためのものです。参考書や問題集は、基礎知識を体系的に理解したり、応用力を養ったり、解答テクニックを段階的に身に付けたりすることを目的として作られています。

一方で赤本は、大学入試で実際に出題された過去問がそのまま掲載されているのが特徴です。本番形式の問題で実力を測ることができますが、赤本だけでは不十分です。
赤本にも解説は載っていますが、「なぜその解答になるか」といった基礎的な部分を学びたい時には、参考書で補う必要があります。

 

赤本は何年分解くのがよい?

赤本には通常3~5年分の過去問が収録されていますが、何年分解くべきかは、志望度や目的によって異なります。第1志望校であれば、最低でも5年分、できれば10年分程度を目安にすると出題傾向や形式に慣れるでしょう。一方、併願校については3年分ほどでも十分に傾向をつかむことが可能です。

ただし、高等学校学習指導要領の改訂により、2015年以前の問題は現在の出題範囲と異なる場合があるため、まずは近年の問題から優先して解きましょう。
何年分解くかという「量」にこだわるよりも、1年分ごとの分析と復習という「質」を丁寧に行うことのほうが、はるかに重要です。

 

赤本はいつから使えばよいのか

赤本は、使う時期によって得られる効果や学習の進め方に違いが出ます。 いつ、どのように取り組むべきか戦略的に考えることが重要です。
ここでは、時期別の効果的な活用法を見ていきましょう。

 

3月~7月

受験勉強を本格的にスタートさせるこの時期は、赤本を使い始める時期として適しています。

この時期の目的は、解けるかどうかではなく、現時点での実力と志望校との距離を把握することです。志望校が決まったら、なるべく早い段階で赤本を購入し、まずは最新年度の過去問に目を通してみましょう。
たとえ解けなくても、出題形式や設問の雰囲気に触れることで、「これから何を、どのレベルまで学習すればよいのか」という目標が明確になります。
夏休みが始まるまでに苦手分野や未習範囲を洗い出せていれば、8月以降の学習が格段に効率的になります。

 

8月

夏休み期間はまとまった学習時間を確保しやすいため、夏までに把握した苦手分野の克服や、実践力の強化に集中できます。

この時期には、志望校の過去問を数年分解き、本番形式に慣れていくことがポイントです。必ず時間を計って取り組み、解答ペースや時間配分の感覚を養います。
この時点では、まだ高得点を狙う必要はありません。解き終えた後の分析と復習を何よりも重視し、自分の得意・不得意を明確にすることを優先しましょう。

 

9月・10月

2学期が始まるこの時期は、夏に見つかった課題を集中的に克服する時期です。赤本で間違えた問題は必ず解き直し、なぜ間違えたのか、ミスの原因を徹底的に分析しましょう。
また、この時期からは複数年分の過去問に取り組み始めるのがおすすめです。年度ごとに解いていくと、出題のパターンや頻出テーマがより立体的に見えるようになり、得点戦略が立てやすくなります。

さらに、模試の結果と赤本の演習結果を比較し、志望校との差を具体的な数値で把握することも効果的です。
目標点まであと何点必要か、どの科目で点を稼ぐべきかを明確にし、日々の勉強に優先順位をつけましょう。

 

11月・12月

11月からは、これまでの積み重ねを、より実戦に近い形で試していく段階に入ります。
赤本を解く際は、「本番と同じ条件で解くこと」に重点を置きましょう。机にタイマーを置き、実際の試験時間と同じ長さで通し演習を行うことで、集中力の持続や時間配分の感覚がさらに研ぎ澄まされます。

この時期は、第一志望校の対策をメインに据えつつ、併願校の過去問にも着手し、それぞれの出題傾向を把握しておきたいところです。
試験日程をカレンダーに書き出し、どの大学をどの順で受けるかを可視化すると、学習の優先順位がはっきりします。

 

1月・2月

年が明けたら、いよいよ入試本番を意識した最終調整に入ります。この時期は新しい知識を詰め込むよりも、これまでに解いた赤本の総復習と、得点力の安定化に集中しましょう。

過去問演習は、引き続き本番同様の環境で行うのがおすすめです。最後の1か月は、難問にこだわりすぎず、解ける問題を確実に得点し、ケアレスミスをなくすことを最優先に考えましょう。

 

合格に近づく赤本の使い方

赤本を効果的に活用するために意識したいのが、以下の5つのステップです。

  1. 「傾向と対策」を押さえる
  2. 実際に問題を解く
  3. つまずいた問題を把握する
  4. 自己分析と克服するための対策を行う
  5. 繰り返し問題を解く

 

各ステップについて、詳しく見ていきましょう。

 

ステップ①「傾向と対策」を押さえる

赤本を手に入れたら、まず巻頭の「傾向と対策」のページを熟読しましょう。
ここで志望校の全体像を掴み、どこに力を入れて学習するべきかを把握しておくと、その後の学習効率が格段に向上します。出題傾向は大学ごとに大きな違いがあるため、志望校が決まったらその大学の傾向を知ることが合格への第一歩です。

また、どのような勉強を進めるべきかといった、学習方針に関するアドバイスも記載されています。現在の勉強法が合っているかを見直すきっかけにもなるので、丁寧に読み込みましょう。

 

ステップ②実際に問題を解く

実際に手を動かして問題を解くことで、今の自分の実力を客観的に把握できます。
まずは、志望校の最新年度の過去問を1年分だけ解いてみましょう。

この段階の目的は、現時点での実力と志望校との距離を測ることなので、まだ全範囲の学習が終わっていなくても問題ありません。問題を解く際には、必ず時間を計りましょう。
タイマーを使って本番と同じ試験時間に設定し、できれば実際の試験と同じ時間帯(例:午前9時から)に取り組むのが理想です。

 

ステップ③つまずいた問題を把握する

赤本で間違えた問題は決してそのままにせず、なぜ間違えたのか、どこでつまずいたのかを徹底的に分析しましょう。
ミスの原因は、いくつか考えられます。

  • 知識不足
  • 読み間違い、勘違い
  • 計算ミス

 

どのようなミスだったのかを具体的に言語化し、自分のミスの傾向を理解しましょう。
ノートに記録するなど、自分がどの分野に弱点を持っているかを可視化することが、苦手克服の第一歩です。

 

ステップ④自己分析と克服するための対策を行う

ミスの原因を分析したら、それを克服するための具体的な学習に移りましょう。

たとえば、英語の長文問題で失点が多かった場合、その原因が「単語力」なのか、「構文を把握できていない」のかによって、次に行うべき対策は異なります。
赤本で間違えた内容について、参考書や問題集に戻って徹底的に補強学習を行うことが、もっとも効果的な使い方です。

 

ステップ⑤繰り返し問題を解く

赤本は、一度解いて終わりではなく、繰り返し解いてこそ真価を発揮する教材です。
最初は歯が立たなかった問題も、回数を重ねることで徐々に解けるようになります。
復習を終えた後にもう1度同じ問題を解いてみて、前回と比べてどこが改善されたかを確認しましょう。解けなかった場合は、再度復習してまた解き直します。

繰り返し問題を解くことは、時間配分や解く順番を工夫したり時には捨てる問題を決めたりと、得点を最大化するための戦略を考える練習にもなります。
忘れていた知識を再確認し、自分の成長を客観的に把握するためにも、継続して取り組むことが重要です。

 

赤本を使う際に押さえておきたいポイント

目的意識を持って赤本に取り組むことで、学習効率は飛躍的に向上します。
具体的には、以下の6つのポイントを押さえましょう。

  • 基礎を固めてから赤本に取り組む
  • 苦手分野を把握して克服する
  • 時間内に解き終える練習をする
  • 多くの問題に触れる
  • 解ける問題を見極める練習をする
  • 赤本を使う意味をきちんと理解する

 

それでは、順番に見ていきましょう。

 

ポイント①基礎を固めてから赤本に取り組む

赤本に本格的に取り組む前には、まず教科書レベルの基礎力を身に付けましょう。基礎が定着していない状態で赤本に挑んでも、ほとんどの問題が解けず、自信を失い、モチベーションの低下を招く原因になります。
英語なら文法や構文、数学なら公式や典型問題の解法など、まずは各科目の土台となる知識を確実に習得することが先決です。

 

ポイント②苦手分野を把握して克服する

赤本は、自分の苦手分野を特定するツールとしても機能します。弱点を感覚だけで捉えるのではなく、データとして克服する使い方を意識しましょう。
科目や大問ごとの正答率や所要時間、ミスの原因を特定しておくと、苦手分野の改善に役立ちます。

赤本で間違えた際は、解説だけを読んで理解したつもりにならないよう注意してください。その知識が載っている基礎的な参考書や問題集の該当ページを復習し、学び直すことが大切です。

 

ポイント③時間内に解き終える練習をする

時間内に解き切る技術を身につけるため、試験時間全体の管理から、さらに一歩踏み込みましょう。
過去問の演習を始める前に、各大問(長文、文法、論述など)に「目標とする解答時間」を設定します。解き終えたら、目標時間と実際の所要時間を比較し、時間がかかりすぎた大問は次回以降の課題として明確化します。
この「時間配分の目標設定と検証」が、本番の焦りをなくす最良の対策です。

得点できたはずの問題で失点するリスクを軽減するためにも、赤本演習では本番のコンディションを再現することが大切です。

 

ポイント④多くの問題に触れる

赤本は、大学の出題傾向を把握するのに役立つ教材です。
複数年分の過去問を解くことで、その大学独自の「出題のクセ」や「問題文の言語パターン」などを把握できます。
多くの演習をこなすと、一度も触れたことのないタイプの問題や、知っているはずの知識が問われているのに、解けない問題を発見することもあるでしょう。そのような問題を見つけたら、弱点を強化するチャンスです。

また、赤本は一度解いた後、一定の期間を空けて再度取り組むことで学習効果が飛躍的に向上します。
2週間から1ヶ月ほど間隔を空けて再挑戦することで、記憶が整理され、定着度や理解度をより確実に測ることが可能です。

赤本をひととおり解き終えた後は、共通テスト対策や他教科の学習に専念する期間を設け、その後に再び赤本の同じ過去問に挑戦してみてください。
以前より正答率が上がっていれば理解が深まった証拠であり、間違えた問題が同じであれば、そこが重点的に補強すべき弱点ポイントということになります。

 

ポイント⑤解ける問題を見極める練習をする

入試本番では、限られた時間の中で1点でも多く得点することが求められます。
そのためには、すべての問題に均等に時間をかけるのではなく、「解ける問題」と「時間をかけるべきでない問題(捨て問)」を瞬時に見極める力が必要です。赤本を使って過去問演習を重ねる際は、この見極め力を養う意識を持ちましょう。

過去問演習の段階から、問題ごとの難易度や所要時間を自分なりに評価し、取り組む順番や時間のかけ方を工夫する練習をしておくことが、本番での得点力に直結します。

 

ポイント⑥赤本を使う意味をきちんと理解する

赤本は、ただ問題をたくさん解けば成績がよくなる魔法の教材ではありません。
以下のような目的を理解し、それに沿った使い方をすることが大切です。

  • 志望校の出題傾向や設問形式を把握する
  • 現状の実力を把握し、弱点を洗い出す
  • 時間配分や解く順番を調整し、試験本番に向けた実戦力を養う

 

赤本を解くことをゴールにせず、目的を達成するための手段として活用することを意識しましょう。
目的意識を持って取り組むことで、入試本番で実力を最大限に発揮する基盤が整います。

 

赤本の誤った使い方は?

志望校合格に近付くためには、次のポイントに注意し、赤本を正しく使うことが大切です。
ここでは、よくある誤った使い方を見ていきましょう。

  • 分析・克服のための対策を行わない
  • 間違えた箇所を記録していない
  • 本番を意識できていない
  • 難しい問題しか解いていない

 

それぞれ詳しく解説します。

 

分析・克服のための対策を行わない

赤本での学習において避けるべきなのは、「解いて丸付けをして終わり」にしてしまうことです。解いた後に、自分の現在地を把握し、どこに課題があるのかを明確にしなければ、赤本を解いた意味が半減します。

問題を解くこと自体が目的になってしまわないよう、「間違えた理由の分析と克服」を意識して取り組むことが大切です。

 

間違えた箇所を記録していない

間違えた箇所を記録せずに放置するのは、赤本の正しい使い方とはいえません。
赤本専用のノートや一覧表を用意し、設問ごとの得点や間違えた原因、苦手ポイントをまとめておくのが効果的です。ノートには、日付・科目・設問番号・ミスの原因などを書き残しましょう。

さらに、「次に解く時の注意点」や「復習すべき参考書のページ」なども添えて記載すると、復習時の指針になります。
少し手間はかかりますが、こうした記録を積み重ねることが、より本質的な改善へとつながります。

 

本番を意識できていない

時間を計らずに過去問を解いたり、本番と異なるスケジュールで演習したりしていては、実際の試験で実力を発揮することが難しくなります。
入試本番では、決められた時刻に、規定の時間内で問題を解ききらなければなりません。志望校の試験開始が午前9時であれば、赤本も同じ時間から取り組むなど、生活リズムごと本番に合わせる意識で臨んでみましょう。

また、ただ時間を測るだけでなく、大問ごとに時間配分の目安をつかむことも大切です。
試験中に時間切れで最後の問題が手付かずになる事態を避けるためにも、時間内に解き切る練習を日頃から積み重ねましょう。

 

難しい問題しか解いていない

実際の入試では、誰も解けないような難問に時間を費やすよりも、得点すべき「標準的な問題」を確実に取ることのほうが重要です。

まずは、合格者の多くが正解しているであろう基本的な問題を、自分も確実に解けるようにしましょう。
もし、正答率の高い設問を落としている場合、その原因を徹底的に分析し、確実に克服する必要があります。基礎を見直し、全体の得点力を底上げすることが、もっとも確実な得点アップの方法です。
その上で、時間や実力に余裕が出てきた段階で難問にも挑戦していくことで、さらなる得点の上積みが狙えます。
難問に取り組む前に、基本的な問題を確実に正解することを目指しましょう。

 

赤本を使ったほうがよい人の特徴

赤本の効果を最大限に引き出せるのは、以下のような状況にある人です。

  • 志望校の過去問を詳しい解説付きで解きたい人
  • 志望校の出題傾向や対策方法の情報が不足している人
  • 第1志望の大学に向けて対策を徹底したい人
  • 塾に通っておらず、受験情報を自力で集める必要がある人

 

上記に当てはまる方は、ぜひ早めに赤本を手に取り、志望校合格に向けた戦略的な学習に役立てていきましょう。

 

【まとめ】赤本を効果的に利用して、合格を勝ち取ろう

赤本は、志望校の傾向をつかみ、自分の現在地を確認しながら弱点を克服するための教材です。やみくもに解くのではなく、目的を常に意識して取り組むことで、入試本番で戦うための力が着実に身に付きます。

この記事で紹介した使い方を参考にしながら、受験対策に赤本を効果的に取り入れてみてください。

 

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