こんにちは、車道校の中野です。
いよいよ12月。
つまりセンター試験まで50日を切ったということです。
坪田塾において、12月は一つの区切りです。
「現実」を見始めます。
これまで塾生のみなさんは、
志望校を目指して日々それぞれの教科の学習を、家での予習、塾での質問やチェックテスト、
家での復習を繰り返し、先生たちもそんな皆さんを励ますために、アメと鞭を使い分け、
いろんな言葉をかけてくれたと思います。
そして、12月。
センター試験50日前。
これからは、上で述べたように、「現実」(模試や過去問の結果)をふまえて、
「今年はここは無理」、「ここなら受かりそう」、「最低限ここは受けておけ」など、
敢えて容赦のない言葉をはっきりとかけていくことになります。
ここで、センター試験の受験について少しお話しします。
坪田塾では、センター試験は国公立を志望する生徒さん以外にも、
基本的に全員に受けるように伝えています。
(9月頃先生たちに「申し込めよー」と言われたと思います)
その理由は、以下の三つです。
① 国公立受験だけでなく、センター出願の私立受験で必要
② 受験本番の初っ端の試験という重要性
③ 万が一どこにも受からなかった場合の、私立の後期受験で必要
その上で、12月はまず塾での作業は『センター試験の準備』にその主眼が置かれます。
いま学習中のテキストはいったん打ち切ってでも(個別に特別な場合は除いて)、
センター試験の対策を行っていきます。
センター試験はマーク式の選択問題ですが、だから簡単というわけではなく、
生徒の中にはむしろ、記述よりマーク式の方が苦手、という子もいるくらいで、
得点するにはそれなりの練習が必要です。
これから50日間、残り少ない時間とも言えますが、「まだ50日ある」と思うこともできます。今日(これを書いているのは12月1日です)から50日前と言えば、10月10日ごろになるわけですが、その頃皆さんは、何をしていたでしょうか。
できるだけ細かく思い出してみてください。
…どうですか、ずいぶん前のような気がしませんか?
実はまだ、いまからセンター試験の本番までそれと同じ時間があります。
あとは使い方です。
今月22日から、坪田塾でも冬期講習が始まります。
可能な限り塾に来ることをお勧めします。なぜなら結局、家で全力で集中できる子なら、
そもそも塾には来ていないからです。
受験生の皆さんには文字通りのラストスパート。
そして、来年、再来年受験生の皆さんは、そんな先輩達の姿をしっかりと見ていてくださいね。
1分、1秒でも惜しむことなく、今まで積み上げてきたものをぶつけてください。
先生たちは最後まで支えていきます。