こんにちは、星ヶ丘校の岡村です。
みさなん、既に何度も何度も耳にしているかと思いますが、それでも私からも言います^^。
センター試験まで残すところ約50日です!
なんだか50日って聞くと「うわー、もうそれだけか!」となりますね。
私自身が、受験までの残り日数が少なくなってきた時、高校や大学で試験までの日数が少ない時、
何かの期限に迫られているとき、にやっていたこと、今でもやっていることがあります。
それは、時間が無いと思っている時 → まだ○○時間ある!と思考を変えることです。
確かに、センター試験まで残り50日、と考えると残り少なくなってきたなぁと感じるかもしれませんが、客観的にどれくらいの時間があるのか?ちょっと計算してみましょう。
<残り勉強時間>
1日12時間勉強すると仮定 … 50日×12時間 = 600時間(36,000分)
この仮定だと、センター試験までに
600時間の勉強時間が残されているわけです。
では、この時間で何ができるか?を考えてみます。
<センター試験の過去問の場合>
仮に国公立志望だとして、5教科の過去問を1年分やると…
英語:80分、リスニング:30分(問題だけ)
国語:80分
数学:60分×2=120分
社会・理科(合わせて3つ):60分×3=180分
合計:490分
センター試験の過去問を5教科1年分やったとすると、490分必要です。
これが残り50日(600時間)で何回できるかというと、
36,000分÷490分=73.46… となります。
つまり、センター試験の過去問5教科が73回分できる、
という計算になるわけですね。
センター試験の過去問に73年分もありませんが(笑)
3教科の人はもっとたくさんできます。(計算してみると110回を超えます。)
もちろん、この計算には過去問を「解く」だけで
重要な「復習」の時間が含まれていません。
仮に復習の時間をプラスして倍の時間が掛かったとしても、
計算上は約36回分の過去問ができることになります。
この数字、意外と多いと感じませんか?
なぜこれが分かるかというと、漠然と不安になるのではなく、
・自分に残された時間(使える時間)を計算してみる
・やるべきことに時間がどれくらい掛かるか計算してみる
という情報を調べてみたからです。
これをやってみる人と、知らない人では心構えが違ってくるでしょう。
今回お伝えしたかったのは、
「焦っている時こそ冷静に物事を捉えよう」
「周りの雰囲気に流されずに客観的に思考しよう」
ということです。
受験間際になってくると、学校の友達がめちゃくちゃ焦りだして、
あたふたして…というようなことはよくあります。
それに自分が流されて「あぁ、なんかあいつ焦ってる!俺も焦らなきゃ!」
というような訳のわからないことにならないよう(笑)、
「いやいや、これくらい時間があるわけだから、自分がやるべきことを○○回やっていこう」と
冷静に判断してもらいたいです。
みなさんは今、受験という大きな人生のイベントに向かっているわけですが、
こういう出来事は大きなもの・小さなもの、社会に出てからたくさん出てきます。
それに繋げていくためにも、このような思考方法に今から慣れていく、使っていく、
という姿勢を持ってもらえたらと思っています。