皆さんこんにちは!車道校講師の島田です。
かなり暑くなってきましたね。
冷たいものばかり⾷べて体調を崩したりしないよう、
体調管理には気をつけてください。
さて、今回のコラムでは、「夏休みの使い⽅」についてお話しします。
【受験⽣】の場合
- ①夏休みまでの⼟日を使って、勉強時間を⻑くする練習をします。
ただし、これまで1時間だった⼦がいきなり10時間とかは無理なので、
そこは段階的に増やしていきます。
- ②夏休みは1⽇15時間を⽬安に勉強します。
年間計画表の基礎カリキュラムの学習を終えて、
志望校の過去問の分析・演習に⼊れるように時間を使います。
この時期、学校や予備校では授業をしてくれることがありますが、
君の志望校対策(つまり、志望校の過去問)でないのなら、
⾃分で過去問を解いて分析します。
塾では1⽇最⼤8時間勉強時間が取れますので、残りの時間を家でやります。
- ③注意しておくこと
現役⽣の場合は、9⽉以降、
⽂化祭・体育祭などで時間がなくなる可能性があります。それに加えて、
定期テストもありますので、バランスを取りながらうまくやります。
浪人⽣の場合は、夏休みに帰省する友だちから遊びの誘いがある可能性があります。
当然のことですが、⽴場が違うので勉強に集中します。
【⾼校2年⽣以下】の場合
- ①⼤学のオープンキャンパスを利用して情報を⼊手します。
⾼校2年⽣以下の⼦は、まだまだ⼤学についての情報を知らないことが多いです。
「名前を聞いたことがある」とか「近くにある」とか、それだけで志望校を決める⼈もいます。
⾃分が4年⾏く⼤学なので、誰かの情報ではなく、⾃分で情報を集めて決めます。
開催⽇はホームページに掲載されていることが多いです。
早めに申込しないと定員いっぱいということもあります。
- ②志望校・学部を決めます。
例えば、「⾼校3年⽣になって、国公⽴⼤学医学部を志望校にしようと思った。
物理が必要だが、勉強していない。」となれば、まず間に合わない。
志望校が早めに決まると、何を学習すればよいかが決まります。必要なものは集中してやる、不要なものはそれなりにうまくやるといった「選択と集中」をします。
- ③できる限り早めにスタートを切ります。
灘⾼校、開成⾼校、東海⾼校などの進学校では、
⾼校2年⽣の夏の時期から受験モードに変えさせます。
進学実績の⾼いと⾔われる⾼校がこの時期に受験勉強をスタートするということを考えると、できる限り早めにスタートするのが良いと⾔えます。この夏休みを利用して、
全国のライバルに差をつけましょう。
いかがでしょうか。
受験⽣が1⽇10時間とか15時間とか勉強するというのも、
それまでの間にどれほど勉強してきたかで変わるはずです。
となれば、志望校を決めて早めに受験勉強のスタートを切る人が強いと⾔えます。