お⾵呂は熱い方がいい?

みなさんこんにちは!車道校校⻑の中野です。

 

今年も夏期講習が終わりました。振り返ると、本当にあっという間でしたね。

毎年やっていても、やっぱり毎年そう思います。

そして、夏期講習があっという間で終わるように、半年や1年も、

振り返るとあっという間に終わります。

 

受験⽣の⽣徒にとっては、センター試験まで残り5ヶ⽉を切りました。

そう聞くと、改めて「ヤバイ!」と焦る⼈も多いでしょう。

ましてや、秋は⽂化祭や体育⼤会など、学校⾏事で忙しくなる⽣徒も多いと思います。

 

でもいたずらに焦る前に、夏期講習の1ヶ⽉、その内容を振り返って下さい。

講習の⽉間計画、終えたテキスト、チェックテストの数を、

その前の7⽉の数と⽐べてみてください。

おそらく、多くの⽣徒さんが普段の倍以上の数になっているはずです。

 

夏期講習も終盤のある⽇、⼀⼈の⽣徒さんが、「今⽇学校で、英語の◯◯の問題が出来た。

先⽣に『おまえ、どうしたんだ』って⾔われたんだけど、

これってやっぱり夏期講習で頑張ったからだよね」と⾔うのを聞いて、

改めて継続と蓄積の効果を感じます。

 

その⼦は、普段は1週間に4回、12時間のペースで塾に来ている⼦ですが、夏期講習中は、8⽉の後半に学校が始まるまでほぼ毎⽇、4時間〜6時間通いました。

塾にいる時間だけでも、単純に普段の約4倍の勉強量です(家での予習も相当頑張っていたので、総勉強量にするともっとになりますね)。

 

つまり、もちろん勉強⽅法や「何をやったか」が⼤事ですが、

なんだかんだ最終的に「量がモノを⾔うんですね。

 

受験勉強は、全て答えがわかっています。

 

出る問題も、問題集や参考書にまとめてあります。

あとはそれらを、毎⽇少しずつ進めていく。

やり⽅がわからなかったり間違えたりしたところは、

もう⼀度テキストの解説を読んだり先⽣に質問したりして、1つずつ理解していく。

その継続、蓄積(つまり「量」)が、たとえば上で書いたような、

学校での経験になったんだと思います。

 

その⼦も、他の⽣徒と同様に、「夏休みあっという間だったー」と⾔っていました。

でも、振り返ると⼀瞬のようでも、その間の1⽇、1⽇に読み、書き、解き、質問したことが、確実に⾝についているはずです。

 

受験までの時間は全員同じです。

あとは、その中でどれだけの時間を使うことができるかです。

 

夏期講習が終わった直後のいま、みなさんはその勉強時間やペースに慣れています。

 

たとえて⾔うと、普段39度のお⾵呂に⼊っている⼈にとって40度のお湯は熱いと感じますが、

42度のお⾵呂に慣れた⼈にはぬるく感じますよね。いまの皆さんは、

42度のお⾵呂に慣れた状態ということが出来ます。

 

是⾮、9⽉以降もできるだけこの「42度の状態」を維持して欲しいのです。

個⼈的には、受験⽣の皆さんには、可能な限り毎⽇でも塾に来て欲しいです。

なぜなら、上の例でわかるように、最終的に受験勉強は「量がモノを⾔うからです。

 

今⽉も、⼀緒に頑張りましょう。