
多くの中学生にとって、高校受験は人生で初めて経験する大きな壁となるでしょう。受験を意識し始めると、「入試ってどんなもの?」「倍率はどのくらい?」「いつから、何を準備すればいいの?」と、受験に対して不安や疑問を抱く生徒も少なくありません。
受験に向けて安心して準備を進めるためには、まず各高校の入試情報や入試制度を調べ、計画的に準備に取り組むことが重要です。一歩ずつ準備を進めることで、自信を持って本番に臨めるはずです。
本記事では、千葉県公立高等学校(県立高校)の入試について、最新の情報を詳しく解説します。実施時期から入試の特徴、流れ、入試科目や配点、出題傾向や併願校選択のポイントまで、安心して入試を迎えるための情報を幅広くお伝えします。
千葉県公立高校入試の実施時期
最初に、千葉県の私立高校と公立高校の入試日程を見てみましょう。
千葉県の私立高校入試の日程
千葉県の私立高校入試は、専願・併願ともに前期と後期に分けて実施する高校や、前期を1~3回に分けて試験を実施する高校があります。前期選抜での募集定員の割合が大きく、後期選抜を実施しない高校も増えているのが現状です。
<私立高校入試日程【例】>
出願期間 | 12月下旬~1月上旬 |
---|---|
学力検査 | 前期:1/17(金)~1/19(日) 後期:2/15(金)~2/17(日) |
合格発表 | 前期:1/19(火)~1/24(日) 後期:2/17(日)~2/20(水) |
前期募集を2~3回に分けている場合、1~2回目の試験日は1月中旬、2~3回目は1月下旬~2月上旬に設定されていることが多い傾向にあります。後期募集の試験は公立高校入試の前後の時期に実施されることが多いですが、3月に試験日を設定している高校もあります。
一部の高校では、前期募集の試験日を数回に分けています。そのような高校であれば、状況に応じて私立高校を複数校受験することも可能となります。後期募集は公立高校の試験日の直近で行われることが多いため、公立高校のすべり止めとして私立を併願する場合は、実施要項を確認した上で、前期日程での受験を考慮する必要があるでしょう。
細かい日程については「令和7年度千葉県私立小・中・中等教育・高等学校生と募集要項」についてを参考にしてください。
千葉県の公立高校入試の日程
千葉県公立高校入試は、2021年度(令和3年度)から、前期選抜・後期選抜の2回型入試が廃止され、1回型の選抜方法に変更されました。
令和7年度(2025年度)の千葉県公立高校の入試時期は以下の通りです。
<一般入学者選抜日程>
志願者情報および入学検査料の納付期間 | 1/14(火)~2/3(月) |
---|---|
出願書類受付期間 | 2/12(水)~2/13(木) |
志願変更期間 | 2/12(水)~2/13(木) |
本検査 | 2/18(火)~2/19(水) |
合格発表日 | 3/4(火) |
2020年度入試までとは異なり、公立高校受験のチャンスである本検査が1回のみとなりましたが、定められた期間中であれば志願変更が可能です。
2025年度の第2次募集の出願登録は3/4(火)~3/6(木)、本検査は3/12(水)、合否発表は3/14(金)となっています。
千葉県公立高校入試の特徴
千葉県の公立高校入試には、学区制、国語のリスニング問題、学校設定検査、などの特徴があります。
9つの学区制
千葉県の県立高等学校では、「県立高等学校の通学区域に関する規則」や、市立高等学校においても通学区域を定めた規則に基づいて、志願する高等学校を選ばなければならないとされています。
学区 | 所在市町村 | 志願可能学区 |
---|---|---|
第1学区 | 千葉市 | 1・2・4・6・7・9学区 |
第2学区 | 市川市・船橋市・松戸市・習志野市・八千代市・浦安市 | 1・2・3・4学区 |
第3学区 | 野田市・柏市・流山市・我孫子市・鎌ヶ谷市 | 2・3・4学区 |
第4学区 | 成田市・佐倉市・四街道市・八街市・印西市・白井市・富里市・印旛郡内全町 | 1・2・3・4・5・6学区 |
第5学区 | 銚子市・旭市・匝瑳市・香取市・香取郡内全町 | 4・5・6学区 |
第6学区 | 東金市・山武市・大網白里市・山武郡内全町 | 1・4・5・6・7学区 |
第7学区 | 茂原市・勝浦市・いすみ市・長生郡内全町村・夷隅郡内全町 | 1・6・7・8・9学区 |
第8学区 | 館山市・鴨川市・南房総市・安房郡全町 | 7・8・9学区 |
第9学区 | 木更津市・市原市・君津市・富津市・袖ヶ浦市 | 1・7・8・9学区 |
原則として、「志願者および保護者の居住する市町村」、かつ「志願者が在籍する中学校の所在市町村」が属する学区内の高等学校を志願しなければいけません。
市立高等学校についての通学区域については「令和7年度千葉県公立高等学校入学者選抜要綱」に詳細が掲載されています。
国語でのリスニング問題
千葉県の公立高校入試で特徴といえるのが、英語のリスニングだけでなく、国語でも聞き取り問題が出題されることです。問題用紙にある資料と、放送の内容を照らし合わせ、選択問題や穴埋め問題に答える形式です。
配点は10点以下と少ないものの、正答率が高い問題です。メモを取りながら聞く訓練や、過去の放送を聞いて問題に慣れておくなど、事前に対策を立てて確実に得点できるようにしておきましょう。
学校設定検査
千葉県の公立高校入試における一般入学者選抜では、5教科の学力検査に加え、各高等学校が定めた学校設定検査が実施されます。
学校設定検査内容は以下の通りです。
・面接
・集団討論
・自己表現
・作文
・小論文
・適性検査
・学校独自問題による検査
・その他(思考力を問う問題)
高等学校ごとに実施する検査は異なるため、志願する高校がどのような検査を実施するのか、受検前にあらかじめ調べて対策を練っておく必要があります。中でも、県が作成する「思考力を問う問題」は、試験時間60分で英語・数学・国語の混合問題を解くものであり、難易度が高いとされています。
各高等学校の学校設定検査の内容や日程については、千葉県教育委員会「令和7年度千葉県公立高等学校「一般入学者選抜」の検査の内容等」を参考にしてください。
学校設定検査の得点は、各学校が10点以上100点以下の範囲内で点数に定め、総合得点に加算します。2つ以上の検査を実施する場合は、合計得点は150点までとされています。
千葉県公立高校入試の流れ
令和7年度(2025年度)の千葉県公立高校全日制課程の募集定員は、令和6年度(2024年度)から960人減少し、29,880人(男女合同)です。
志望校が決まったら、以下の流れに沿って入試の準備を進めましょう。
【共通選抜の流れ】
1.出願登録サイトで志願者情報を入力
2.中学校にて志願者情報の確認
3.入学検定料納付
4.出願書類等の提出(中学校長が各高等学校宛てに郵送)
5.志願変更
6.出願サイトから受験票および入学願書等受領証を印刷
7.本検査
8.合格者発表
千葉県の公立高校入試では、インターネット出願を導入しています。志願者情報の入力と入学検定料の納付を終えたら、出願に必要な選抜資料を中学校長が各高等学校宛てに郵送で提出します。志願変更は1回に限り可能で、期間内に志願取り消し証明書やその他の出願に必要な書類を揃え、中学校長の確認を経て、新たな志願先の高等学校へ提出することになっています。
受験票と入学願書等受領証は、志願者が出願サイトから印刷し、本検査に持参する必要があるため、忘れないように注意しましょう。
合否発表はインターネット上の特設サイトにて行われます。各高等学校から志願者へ、検査日などに特設サイトへのアクセス方法やURL、ID、パスワードなどが通知されます。選抜結果の通知は、3/4(火)~19(水)の期間中に志願者が個別にダウンロードできます。
一般選抜
千葉県公立高校入試の一般入学者選抜を志願する場合、学力検査を受験する必要があります。
志願した高等学校にて、1日目に国語・数学・英語、2日目に理科・社会の学力検査を受検します。さらに、面接・集団討論・自己表現・作文・小論文・適性検査・学校独自問題による検査・その他の検査の中から、各高等学校が指定した学校設定検査を1つ以上受験します。
受験当日は、30分の休憩や50分の昼食時間を挟みながら、1教科50分(英語は60分)の試験が行われます。学力検査の時間割は以下の通りです。
<令和7年度(2025年度)時間割>
【1日目:2/18(火)】
教科 | 時間 | 開始~終了時刻 | |
---|---|---|---|
集合 | 9時01分 | ||
受付・点呼 | 9時30分~9時50分 | ||
注意事項伝達 | 9時50分~10時05分 | ||
1時限目 | 国語 | 50分 *1 | 10時20分~11時10分 |
2時限目 | 数学 | 50分 | 11時40分~12時30分 |
昼食 | 50分 | ||
3時限目 | 英語 | 60分 *1 | 13時25分~14時25分 |
*1:国語の聞き取りテスト、英語のリスニングテストを含む
【2日目:2/19(水)】
教科 | 時間 | 開始~終了時刻 | |
---|---|---|---|
集合 | 9時01分 | ||
受付・点呼 | 9時30分~9時50分 | ||
注意事項伝達 | 9時50分~10時05分 | ||
1時限目 | 理科 | 50分 | 10時20分~11時10分 |
2時限目 | 社会 | 50分 | 11時40分~12時30分 |
昼食 | 50分 | ||
3時限目 | 学校設定検査 | 13時25分~ |
学校設定検査の時間は各高等学校によって異なります。
併願推薦とは
千葉県の私立高校では、私立高校の合格を得た後、他の私立高校や公立高校の受験が可能な併願推薦を取り入れています。
推薦入試は、中学3年生の9教科、5教科、3教科の評定の合計値や欠席日数など、各高校が定めた条件を満たした生徒のみが出願できます。基準を満たしている生徒が、中学校や高校の先生と事前相談を行った上で出願することになります。
単願推薦は条件を満たしていれば不合格になることはほとんどありませんが、併願推薦は単願よりも基準が厳しく設定される傾向があります。
併願推薦を実施していない高校もあるため、私立高校を併願として利用する場合は、各高校の募集要項を早めに確認しておきましょう。
千葉県公立高校の入試科目と配点
千葉県公立高校入試の学力検査は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科で実施されます。各教科100点満点の合計500点満点で、解答形式は記述式とマークシート方式の併用となります。
理科に関する学科を志願する場合は数学と理科の得点を、国際係に関する学科を志願する場合は英語の得点を、1.5倍または2倍した値を使用することがあります。その場合、学力検査の満点は550~700点になることがあります。
【傾斜配点の例】
県立船橋・佐倉高校→ 数学と理科の得点をそれぞれ1.5倍して600点満点
成田国際・松戸国際高校→ 英語の得点を1.5倍して550点満点
千葉県公立高校入試の内申点の仕組み
千葉県公立高校入試の内申点には、中学1年生~中学3年生までの評定が使用されるという特徴があります。中1から高校受験を意識し、定期テストで高得点を獲得できるように学習しておくことが、高校受験を有利に進める上で大切です。
中1から中3までが評価対象
千葉県公立高校入試では、中1~中3(中3は12月末までの成績)の3学年における、国語・社会・数学・理科・音楽・美術・保健体育・技術家庭科・外国語の9教科の評定の合計値に、各高等学校が定めるKの係数を乗じて調査書(内申書)の得点としています。各教科5段階評価で、学年合計45点、3学年の総計135点満点として評価します。
Kの数値は原則として1ですが、各学校の特色に応じて0.5以上2以下の範囲で独自に定めることが可能です。
K=1: 135点満点
K=2: 270点満点
K=0.5: 67.5点満点
なお、県立千葉高校や船橋高校、千葉東高校など、偏差値が上位の学校はK値を0.5と低く設定する傾向があります。
Kの値が1で中学3年間の評定が以下だった場合
国語 | 数学 | 英語 | 理科 | 社会 | 技術家庭科 | 保健体育 | 音楽 | 美術 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中1 | 5 | 2 | 4 | 3 | 5 | 3 | 5 | 4 | 4 |
中2 | 5 | 3 | 3 | 3 | 4 | 4 | 4 | 3 | 5 |
中3 | 5 | 4 | 4 | 4 | 5 | 3 | 4 | 3 | 4 |
この成績の場合
中1:5+2+4+3+5+3+5+4+4=35点
中2:5+3+3+3+4+4+4+3+5=34点
中3:5+4+4+4+5+3+4+3+4=36点
合計105点が、調査書に記載される内申点の合計となります。
※各高等学校のKの値については「令和7年度千葉県公立高等学校入学者選抜要綱」にて確認することができます。
さらに、調査書の記載事項について、各学校の特色に応じて50点を上限として得点を加算することができます。
特記事項の例
・取得資格
・学校内外における奉仕活動
・表彰を受けた行為や活動
・運動能力検定の記録
など
高校別に加点される点数は異なりますが、中1からの成績と、学校内外での活動が合否に大きく影響すると言えるでしょう。
定期テスト対策を重視しよう
内申点には各学年、学期ごとの通知表の成績が反映されます。そのため、成績が上がればおのずと内申点もアップします。
通知表の成績は、以下の3つの観点別の評価方法で定められています。
・知能・技能
・思考力・判断力・表現力
・主体的に取り組む態度
中でも、知能・技能の観点には、定期テストの成績が最も直接的に影響します。定期テストで高得点が取れるよう、授業に集中して取り組み、授業中に実施される科目別の小テストや課題に真剣に取り組むことで、他の2つの観点においても評価を得やすくなります。
内申点には主要5教科だけでなく、副教科の成績も反映されるため、全科目でまんべんなく高得点を獲得できるよう、中1から定期テストに向けての対策をしっかりと行っておきましょう。
内申点についてより詳しく知りたい方は「【高校受験】内申点とは?計算方法・評価基準・成績を上げる方法を徹底解説」を参考にしてください。
千葉県公立高校の中で難関校は?
千葉県公立高校の中で、偏差値が65以上とみなされることが多い高校を以下に紹介します。
【普通科】
千葉・船橋・佐倉・東葛飾・市立千葉・千葉東・薬園台・八千代・長生・船橋東・市立稲毛・柏・木更津・鎌ヶ谷・
【理数科】
市立千葉・佐倉・船橋・長生・柏・
【その他】
小金(総合学科)・市立稲毛(国際教養科)・幕張総合(総合学科)
これらの高校は、千葉県公立高校の中でも難易度が高いとされています。
千葉県公立高校入試の出題傾向
ここからは、千県公立高校入試の出題傾向を科目別に見ていきましょう。
国語
漢字の読み書き、説明的文章、小説、古典、日本語の文法知識、そして作文の問題が毎年出題されています。説明的文章と小説だけで、全体の配点の約5割を占めます。説明的文章は200字を超えるものが多く、小問数も多く、記述式の問題も出題されるため、文章を素早く読み、内容を正確に理解し、設問に的確に答える能力が求められます。小説からの出題も多く、説明的文章と同様に小問数が多く、心情を読み取り記述する問題も出題されています。日頃から様々なジャンルの文章に触れて、文章を読むスピードを上げる訓練をしておきましょう。
古典からは、仮名遣いなどの基本的な知識の他、主題を記述する問題も出題されています。頻出作品については現代語訳も一緒に覚えておくことをおすすめします。
200字程度で記述する作文問題も出題されます。テーマに沿って正しい日本語で文章を書けるように練習しておきましょう。
聞き取り問題では、会話文の放送を聞いて選択問題や穴埋め問題に答える形式で出題されます。本番で聞き逃して問題に答えられないといったことがないよう、過去問の放送を聞くなどの対策を通して、コツをつかんでおきましょう。
数学
数と式、関数、図形問題、データの活用など、幅広い分野からまんべんなく出題されています。各分野から出題される基本的な小問が5割以上を占めるため、教科書や基礎レベルの問題集を活用して、問題を繰り返し解き、基礎をしっかりと理解しておく必要があります。
毎年、関数のグラフと図形の融合問題が出題されているのも特徴的です。 グラフの読み方と図形の特性をしっかりと把握し、それぞれの知識を活用して解答を導き出す訓練が必要でしょう。
また、図形の記述式の証明問題も例年出題されています。基本的な図形の性質を理解していることに加え、問題文で示された条件を正確に読み取り、図を丁寧に描く力、そして出題者が納得できるような記述力が求められます。過去問などを活用して、合同や相似、角度の関係など、頻出の証明問題を繰り返し解き、解法のパターンを習得することが大切です。
社会
地理、歴史、公民の各分野から幅広く出題されます。
地形図や統計資料、文書資料、グラフなど、複数の資料を同時に読み取る問題が多く、教科書に載っていない資料が出てくることもあります。それぞれの資料を素早く読み取り、正しい知識と照らし合わせて解答を導き出せるよう、問題演習を繰り返し行うことが重要です。
地理では、地図や地形図の読み取り、雨温図などの読み取りが出題されます。産業に関する問題も多く、資源、エネルギー、工業、農業、漁業など、幅広い知識が求められます。
歴史では、例年、近代や現代に関する問題が多く出題されています。年表などを活用して、時間の流れを意識して覚えることで、頭の中の知識を整理しておきましょう。
理科
基本的な内容を問う小問の後に、物理分野からは力のはたらき、電気回路と電力、熱量について、化学分野からは状態変化や化学変化、物質の質量、電池とイオン、物質の分解について、生物分野からは光合成や呼吸、生物のつながりについて、地学分野からは地層や岩石、天気や季節の変化について、各分野22点ずつ、まんべんなく出題されています。各分野をバランスよく学習し、苦手分野を放置せず克服しておくことが重要です。
中でも、例年、化学の電池とイオンの問題が出題されています。「塩酸と水酸化ナトリウム水溶液の中和」や「電解質の水溶液に金属板を入れ、電流を取り出す実験」などが出題される傾向があるため、過去問などを活用して実験のイメージを頭に入れるとともに、条件や仕組みをしっかりと覚えておきましょう。
地学分野からは、地層や岩石についての出題数が多い傾向にあります。「示相化石と示準化石」や「柱状図からの地層の広がりを読み取る問題」など、図や資料などを良く見て視覚的に理解し、知識を定着させておきましょう。
英語
英語では、リスニング、語句の並べ替えや英作文、長文読解が出題されます。200~300語を超えるスピーチや対話文、190語程度の対話文の読解など、3種類以上の長文が出題され、長文読解だけで配点の約半分を占めます。長文と合わせて資料を読み取ったり、長文中の空欄に合う単語や文を選択したり、文章を入れ替える問題など、設問数も多いため、英文と設問を素早く読んで理解し、正確に答える力が重要になります。
近年では、10語程度で記述する英作文の問題で、絵の中のセリフを書くものが毎年出題されています。絵からイメージされる言動を、自分の知っている単語や熟語を用いて表現する練習が必要です。
リスニングでは、文や語句、絵や図表を選択する問題や、英語で穴埋めをする問題が出題されています。
効率的な勉強計画の立て方については、勉強計画の立て方を知って効率アップ!挫折しないための6つのポイントも紹介を参考にしてください。
私立併願は必要?選び方のポイント
公立高校を第一志望の場合、私立高校への併願をおすすめします。
多くの場合、私立高校の入試は公立高校入試よりも先に実施されます。そのため、受験本番の雰囲気を事前に体験する良い機会となり、試験の緊張感に慣れることができます。その結果、公立高校入試当日も落ち着いて臨むことができるでしょう。また、公立高校の入試前に他の校の合格を獲得することで精神的な余裕が生まれ、プレッシャーを軽減することもできます。公立高校入試本番で、より力を発揮しやすくなるでしょう。
併願の私立高校を選ぶ際は、様々な意見も参考にしつつ、自分が通いたいと思える学校を選択することが大切です。第一志望の公立高校と同じくらいの偏差値の私立高校に合格すれば、自己肯定感や自信を高められます。また、通学のしやすさ、挑戦したい部活動や行事など、第一志望校とは別の魅力がある学校を選ぶことで、将来の選択肢を広げることができます。
千葉県の私立高校入試はほぼ同日一斉に行われますが、前期試験を1~3回に分けて行う場合もあります。高校によっては私立同士の併願が可能な場合もあり、試験にチャレンジできる機会を多く設けられることがあるため、各校の募集形式をしっかりと調べた上で選択することをおすすめします。
-
映画『ビリギャル』でおなじみの個別指導塾!坪田塾とは
坪田塾は中学校1年生~高校3年生、高卒生(浪人生)を対象にした個別学習塾・予備校です。首都圏(東京・埼玉・千葉)、名古屋、大阪、兵庫に22校舎、日本全国に指導を提供するオンライン校を加えて全23校舎を展開しています。
-
坪田塾では、学力や学校のスケジュールに合わせて勉強できる個別プログラムに加え、9つの性格タイプに合わせた教育心理学に基づく指導によって、子ども一人ひとりを支えて寄り添う、「子」別指導に力を入れています。
- この科学的に証明された学習法により、多くの受験生の偏差値を短期間で大きく上げて、難関校合格へと導いています。料金も1時間1,530円~と、通いやすい料金体系です。
「ビリギャル」のモデルにもなった塾に興味がある方は、ぜひ無料体験授業を受講してみてください。 - ◆坪田塾の校舎一覧はこちら
◆坪田塾オンラインコースはこちら