皆さん、こんにちは。
星ヶ丘校の遠藤らなと申します。
ここ一週間で急に冷え込み、一気に冬の空気になりましたね。
急な温度変化などによって体調を崩さないよう、気を付けていきましょう!
さて、早速ですがこんな実験をご紹介します。
3つのチームに分けて、それぞれ違う条件で歌を聴いてもらいます。
Aチーム:曲が流れている間、歌詞を黙読してもらう。
Bチーム:一緒に大声で歌ってもらう。
Cチーム:一人ひとりヘッドフォンをして、
違うテンポで聞きながら歌ってもらう。
その後、実験の報酬をひとり占めするか、チームで山分けするかを選ばせました。
AチームとCチームに差はみられませんでしたが
Bチーム(一緒に大声で歌う)は山分けする方を選ぶ
という傾向がありました!!
(スタンフォード大学スコット・ウィルターマスらの実験より)
つまり・・・同じ行動をとっていると認識すると
協力関係になりやすい
協力関係になりやすい
と考えられます。
そして協力関係ができるとその後の作業の生産性もアップします。
協力は、良いことづくめですね!!
お子さんに対して言いがちな、「勉強しなさい!」という言葉。
ここでひとつ、お子さんに勉強をしてもらうために
保護者の皆さまも、「一緒に」勉強をはじめてみる
というのはいかかでしょうか?
勉強と言っても、数学や化学を学ばなくていいんです。
料理本を読んで新しい献立を考えたり、前に買って読まずにいた本を開いたり、
新聞を隅々まで読んでみたり…
新聞を隅々まで読んでみたり…
「あ、そろそろ勉強始めないといけないね。
私もちょうど料理の本買ってさ、今から一緒に勉強してみない?」
私もちょうど料理の本買ってさ、今から一緒に勉強してみない?」
などと声をかけられたら、お子さんも「え!なにお母さん勉強するの?!」
ときっと驚くのではないでしょうか。
ときっと驚くのではないでしょうか。
「お母さんの勉強してるところなんてあんまり見ないし、様子見がてらちょっと一緒に勉強してみるか・・・」
とほんの少しの間でも同じ行動をとることで協力関係を生み、その後のお子さんの
勉強に対する生産性がアップします。
ぜひこの声掛けをしてみませんか?
今日から、親子で一緒に協力しながら勉強していきましょう!
参考文献
池田貴将(2017)『図解 モチベーション大百科』サンクチュアリ出版.