直前「E判定」から早稲田大学国際教養学部に!

合格の喜びの声

■私立 京都女子高等学校 ⇒ 早稲田大学国際教養学部・他 合格

 私が、大学受験において大切だと思うことは3つあります。
 1つ目は、自分が大学で何を学びたいのかを明確にすることです。何故その大学にいきたいかがより具体的であればあるほど、受験勉強を乗り越える上でのモチベーションを維持しやすいと思います。
 2つ目は基礎を完成させることです。ただ詰め込み型の勉強をするだけでは、難しい問題は解けません。私は高校受験のときに、基礎を完成させずに詰め込み型の勉強をしていたので、その脆さが「あだ」となり、得意だったはずの英語の試験本番でつまずき、第一志望校に落ちてしまいました。しかし、坪田塾に入り、英語のSVOや英文法の基礎を学び直したことで、英語の偏差値は65ぐらいから最高で80まであがり、第一志望である早稲田大学国際教養学部に合格することができました。
 3つ目は、諦めないことです。私は最後まで早稲田大学の合格判定は「E」でしたが、最終的には合格することができました。受験は最後まで何が起こるか分からないのです。だから、目標を持ち、基礎を完成させるために努力することが、一番の近道だと思います。坪田塾では基礎を重点的に学び直せるので、一筋縄ではいかない大学受験を乗り越える力がつきます。
 これから受験に挑戦する皆さん、一年後、二年後、三年後…、いつか自分の番がきたときに、自信をもって勝負ができるように、これから頑張ってください。応援しています。(片岡 由希美)

 

英語担当 佐久間先生(茨木校)の講評

本人のやり方を尊重しながら

 片岡さんが入塾したのは高校2年6月のことでした。私は入塾初期の頃から受験本番まで英語をメインで担当していました。自分でどんどん勉強していけるタイプだったので、本人のやり方を尊重しながら受験対策を進めていくようにしていました。英単語、英文法などの受験英語に必要なことは高校3年の夏休みに入る前に一通り勉強することができていたので、大学受験生として理想的なペースで進められたと思います。

 本人と打ち解けていろいろと話せるようになったのは、入塾してしばらくたってからでした。片岡さんの話はいつも「先生、聞いて」という言葉から始まります。(笑)本人は「今日は塾でどんな話をしようか」と考えてきてくれるそうで、数分間のちょっとしたやりとりをして息を抜いたうえで、勉強に気持ちを集中させていくリズムができてきました。

赤本はいつから?

 英語は高校3年の7月から過去問対策に入ることができました。過去問対策をして、最終的に合格点を取ることが大学受験のゴールなので、得点のしやすさも吟味しながら、何度もくりかえし行いました。

 過去問は志望校の私立大学を中心に取り組みやすいものから始めました。もともと海外に関心があり、外国語学部や国際関係の学部学科を中心に志望校選びをしていましたが、何度か本命校が変わりました。悩んでいる時期は毎週のように志望校が変わることもあったのですが、最終的に早稲田大学国際教養学部を第一志望にすえ、年明けからは早稲田に絞って対策を進めていきました。

受験対策で特に気をつけたことは?

 片岡さんはほとんどの場面において順調な受験対策ができました。教科指導の部分では、見通しも立ちましたし、安心感をもって臨むことができました。気を付けたのは、本人がよい状態で受験本番に臨めるようにするようにすることです。

 坪田塾では「受験は9割がメンタル」と考えて、受験生の精神状態の部分を大切にして指導しています。私立文系の場合、多くは3科目受験となりますが、試験当日は何が起こるかわかりませんし、3科目とも本領発揮できるとはかぎりません。だからこそ、「たぶん何かの科目で失敗する」くらいに考えて、そこから気持ちを立て直すようなイメージを強くもって、試験会場に送り出すことが大切だと考えています。

 片岡さんの場合は、共通テストで思ったほど点数が伸びませんでした。関西学院大学の入試本番で、実力発揮できない場面もあったそうです。受験本番でこうした局面を経験できたこともあり、本命の早稲田大学ではいくらか肩の力が抜けた状態で臨むことができました。今年の早稲田大学国際教養学部は新型コロナの関係で、早稲田で受けるのは英語のみでした。あとは共通テストの得点と合わせて合否が決まる方式でしたが、得意の英語で得点を伸ばして、みごと合格を勝ち取ることができました。

国語担当 益田先生(茨木校)の講評

基本的な指導方針

 高校2年生のときからコツコツとマイペースで勉強を続けてきたタイプです。こちらで指示するのではなく、本人の考えを大切にしながら、のびのびと自由にやってもらうのがよさそうだと感じていましたし、もう1人の担当講師の佐久間先生もまったく同じ考えでした。だから片岡さんのモチベーションを高く保ちながら、1年を走り切れるように調整する役割に徹していました。

 もちろん、受験対策がよくない方向に行きそうになったら軌道修正しますし、間違えた問題は誤答分析をして正答できる力がつくように指導しますが、気持ちの上では一歩ひいたところから見守る感覚でいました。坪田塾は自学自習を大切にしており、塾生本人には問題に取り組み、自分でやり方を発見していく作業をしてもらいます。それが理想的なかたちで実現できたのではないかと思います。

英会話の継続と受験科目の変更

 片岡さんの場合は普通の受験生と少し違う点が2つありました。1つは受験対策と並行して英会話の学校に通い続けていたことです。本人は将来留学に行くことも視野に入れており、英会話のトレーニングは休まずに続けるという方針をとりました。確かに英語という点では受験対策にもなるのですが、大学受験生が塾や予備校以外のものを続ける例はあまり聞いたことがありません。

 もう1つは、数学から世界史に受験科目を変更したということです。片岡さんは文系でしたが、数学の実力もありました。ぜひ「数学でがんばってほしいな」と思っていたのですが、高校3年の6月になって「数学から世界史に受験科目を変更したい」と言い出したのです。世界史は範囲も広いので、坪田塾では高校2年の冬までには始めておくことをオススメしています。だからこの挑戦は無謀にも思えました。結果からいえば、片岡さんは自分で先取り学習していたこともあって、入試本番までに私大トップレベルに仕上げることができましたが、担当講師としては心配になる場面もありました。(笑)

本人の一番の課題は?

 片岡さんは正答率が低い問題でも正答できる力を持っていたのですが、逆に簡単な問題で失点したり、平均点の高いテストでは周囲とあまり差がつかなくなったりする傾向がありました。だから簡単な問題で足元をすくわれないようにするのが課題でした。(本人の合格体験談を読むと、自身の受験生活を振り返りながら「基礎を完成させる」ことの大切さを感じていたようで、改めて感心しました)

 そんな中、大きな変化が見られたのが受験直前の1月でした。年明けから過去問の正答率がさらに上がって、メキメキと実力をつけてきたことを感じていました。「志望校の多くは余裕をもって合格することができるのではないか」「早稲田の合格点にも届いてくるではないか」と強く意識するようになり、担当講師として一層強いプレッシャーを感じていたのを覚えています。最後は「なんとしても早稲田に合格してほしい」という強い気持ちでいっぱいでした。

直前の「E判定」

 共通テストで点数が伸びなかったこともあり、早稲田は「E」判定となっていました。でも実際には「E」判定の一番上のところに位置していたはずで、「B~C」判定のラインとの差も大きなものではなかったはずです。担当講師からの見え方では、受験本番でしっかりと実力が発揮できた結果の勝利だと考えています。

 大学合格から進学で東京へ行くまでのあいだ、片岡さんは時々塾に遊びにきてくれました。今考えていることなどを細かく報告しに来てくれるので、「坪田塾にも楽しく通ってくれていたんだな」と感じられ、担当した自分自身もうれしい気持ちになりました。この1年の指導経験で、私も講師として成長できたと感じています。まさに感謝しかないですね。