偏差値40から中央大学経済学部国際経済学科に合格

合格の喜びの声

■共立女子高等学校 ⇒ 中央大学経済学部国際経済学科

 私は高校1年の終わり頃に坪田塾に入塾しました。初期の頃、チェックテストで100点をとったり、暗記した英単語で古文単語をミスしなかったりした時に、ものすごくほめてもらえたことが思い出になっています。それまでの人生でほめられることはあっても、「もっとがんばってみようかな」と思わせてくれるほどほめられたのは初めてで驚いたし、「世の中にはこんな大人もいるんだな」と思ってうれしかったです。
 当時、中学1年レベルの英文法すらもわかっていませんでした。そこで高校2年のとき、はじめて塾でスタートしたテキストは中学1年レベルのテキストでした。最初は「こんなんで大丈夫?」と思っていましたが、徐々にレベルが上がるにつれ、わからないところが多くなっていき、そのわからないところをわかるようにしていくことで、着実に学力が伸びているのがわかりました。そしてついに全く読めなかった英文が読めるようになっていました。英文読解も文法と同様、基本から始め、徐々にレベルを上げました。これを繰り返した結果、今があると思います。

 仮に「高校2年だから高校2年レベルのテキストをやろう」と言われていたら、今の結果はないと思います。現在の自分の学力を自分自身で認知し、わからないところをわかるようにすることが合格への近道だと思います。すべてはちいさいことの積み重ねです。がんばってください!!

 これから進学するのは、国際経済学科なので、とにかく英語で海外の人と深い話ができるくらいまでがんばりたいです。今は新型コロナの影響でどうなるかはわかりませんが、本来は海外に留学したり、海外の会社で1カ月くらいお仕事体験ができたりする学科らしいので、これから海外関連のことについて知っていきたいと思っています。

 

英語担当 鈴木先生(都立大学駅前校)の講評

偏差値40からのスタート

 私が英語を受け持ったときは偏差値40くらいからのスタートでした。彼女の場合は目標がGMARCHへの現役合格という目標ですから、時間的にも多少厳しい部分もあると思っていましたし、本人もそのことは自覚していたと思います。

 ふだん指導していて、まず気が付いた課題は丸暗記だけで乗り切ろうとする傾向が出ていたことでした。丸暗記だけで坪田塾のチェックテストをこなしていっても、次の単元に進むことはできますが、それでは異なるパターンが出てきたときに応用ができず、いつまでも自分の実力にはなりません。そのため、特に英語は各単元の内容を理解しながらの勉強を意識してもらうようにしていきました。しばらくすると、勉強の仕方にだんだん柔軟さが出てきて、自分の知識にできているのが伝わってくることが多くなり、ひとまず安心しました。

過去問対策で英文和訳を克服

 2020年の受験生は受難の年でした。全国規模の模試が中止になることも多く、そのつどの偏差値や受験生全体での位置が確認できないまま、勉強を進めることになりました。そのため、どれくらいの実力がついたのか見えない部分もあったのですが、夏期講習が終わったタイミングで、ある程度の見通しが立ってきたこともあり、過去問対策を始めてもらいました。すると、10月頃から7割くらいまで正答できることもあり、早くも手応えを感じ始めました。最後のほうは、本人との強い信頼関係のもと、「合格点取らないと受けさせないよ」といった少し強い言葉を投げかけながら、合格点最低点をどう乗り越えるかを強く意識してもらうようにしていました。

 彼女の場合は、国語がもっとも得意で、次が日本史でした。英語がもっとも苦労していましたが、中でも課題だったのが英文和訳です。もともと読解力があるので、長文が出題されても大きな問題はなかったのですが、文章の流れはつかめているけど、日本語でのアウトプットに課題がありました。特に中央大学は英文和訳を出題するので、ここはかなり丁寧に反復練習して、問題のパターンに慣れていってもらうことにしました。

自分で決めた志望校

 私はこの生徒さんについて、いつも「すごい!」と感心していたことが2つありました。1つは自分で自分を管理する能力の部分です。普通であれば、大学受験生といえども、時間の使い方がうまくない生徒も多いので、ふだんの生活の部分から指導することもあります。でも彼女の場合はもともと時間の使い方が上手だったので、私は安心感をもって見守ることができました。

 もう1つは自分で調べて分析する能力です。自分から大学のウェブサイトや受験情報誌などを読み込んで、競争率や入試日なども分析したりして、中央大学経済学部と文学部を併願することに決めていました。本来であれば、大学入試は制度が複雑なこともあり、坪田塾の講師がいろいろとアドバイスしているのですが、このあたりを自力で推進していける様子をみて、頼もしく思っていました。

 

「合格」の知らせに講師が泣きそうになった理由

受験直前の発熱

 このように盤石の仕上がりだと考えていたのですが、私には2つの不安に思うことがありました。1つの不安は本人の体調不良があり、受験直前期に高熱を出してしまったことです。最後のほうはあまり塾にも来られず、受験本番を迎えることになりました。だから本人がどんな様子なのかわかりませんでした。もう1つの不安は「補欠合格」でした。彼女の場合は早い段階で、併願校の1つで合格が出ていたのですが、そこが「補欠合格」だったのです。多少余裕をもって合格できるはずと考えていた志望校がギリギリでの合格だったので、少し複雑な気持ちでおりました。こうした経緯もあって、本命校の合格発表までは内心祈るような気持ちでいました。本命の中央大学経済学部は入試問題との相性がよく、過去問でも8割という高い正答率を出していたので、実力を発揮できれば合格できるはずです。

 それだけに最終的に本人から「合格!!」の知らせを聞いたときは、やはりうれしかったですね。私自身、あと少しのところで泣きそうになりましたが、そこはなんとか踏みとどまりました(笑)。そして、心の底から「おめでとう!!」と言わせてもらいました。新型コロナ感染症ということもあり、特にハイタッチをするわけでもなく、決してドラマチックなものではありませんでしたが、とても幸せな気持ちになりました。最終的に中央大学の別の学部からも合格をいただき、GMARCHで計3つの合格となりました。すばらしい結果だと思います。

講師採用試験にも一発合格

 思えば、「ビリギャル」に感動して坪田塾の都立大学駅前校に入塾してくれたのが2年前のことです。この2年間の中で本当に坪田塾が大好きになってくれたと思います。本人は大学に合格した流れで、すぐに坪田塾の講師採用試験に臨み、学力テストも面談試験も一発で合格してくれました。「大学に合格したとき以上に坪田塾の講師になれてうれしかった」と言ってくれました。まさに講師冥利に尽きます。

 塾生時代の本人はいつも明るく坪田塾の先生を元気づける存在でした。これから勤務する坪田塾の校舎は通勤のしやすさも考慮して大学の近くの校舎となり、私とは別々の場所になりますが、ぜひこれからも生徒のときのままで坪田塾の講師をやってくれたらうれしいと思います。いつも「のびのび」「本人らしく」活躍してほしいです。改めて中央大学経済学部への合格、そして坪田塾の講師採用試験の合格、おめでとうございます。