夏期講習の勉強時間を時給換算してみた。

皆さんこんにちは!車道校講師の冨田です。

 

日に日に暑さが増していきますが、

体調管理をしつつ、この夏を有意義なものにしていきましょう!

 

早速ですが、夏期講習の話をしようと思います。

とはいっても、受験生の皆さんのほとんどは「1日15時間勉強する」話を、

先生たちから聞いたかと思いますので、

その中で、話をされていないかもしれない「夏期講習の勉強時間を時給換算する」

話をさせていただこうと思います。

 

すでに、夏期講習の話をされた、

ほとんどの受験生の方はすでにご存知かと思いますが、

まず、夏期講習の勉強時間の話から始めましょう。

 

夏休みは、だいたい、7月の下旬から8月の最後までなので、

だいたい「40日」になりますね。

1日15時間勉強したら、15時間×40日=600時間になります。

 

「うわーそんなにやりたくない」「無理なんじゃないか」

「とりあえずお金持ちになりたい」

そんなことを密かに思っている皆さんに朗報です。

多くの受験生の方は、「夏を制するものは受験を制す」

という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

 

実際、夏期講習が終わってしまうと、

なかなか自分の勉強時間の確保が難しくなります。

なので、学校があると、

多くの方はだいたい1日2時間くらいしか受験勉強に使えない、

という現実と戦わないといけません。

逆に言えば、夏休みに「集中して」学習時間を600時間確保できていれば、

実に「300日=10ヶ月分」の差をつけることができます。

 

確かに「夏を制するものは受験を制す」

という言葉にはこういったところで説得力があると思います。

では、実際に、「夏を制することができた」人と「そうでない人」は、

将来、社会人になった時、どれくらい年収が変わってくるのでしょうか。

今回は「慶應大学」出身の人と、一般的な方の平均年収を比べてみましょう。

 

まず、40代の方の平均年収は「583万円」だそうです。

一方、慶應大学を卒業した40代の方の平均年収は「813万円」だそうです。

「なんかめっちゃ差があると思った」なんて思った方、

この差は「生涯年収」に換算すると、

「とんでもない」差であることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

多くの方は、就職をしたら、20代前半から、

60代過ぎで定年になるまで働くことになるかと思います。

そうすると、だいたい40年くらい働くことになるので、

一般的な方の生涯年収は、583万×40年=約2億3000万

 

一方、慶應大学を卒業した方の生涯年収は、

813万×40年=約3億3000万円になります。

大学卒業後の生涯年収の差は、1億円、ということになります。

ということは、

「皆さんが、夏期講習必死こいて1日15時間勉強できたかどうかで合否が分かれた」

とすると、生涯年収1億円の差は、

夏期講習の勉強時間=600時間で差がついたということになります。

そうすると、1時間あたりの時給が計算できます。

1億円÷600時間=約16万7000円ということになります。

 

時給16万7000円、ってちょっと途方もなさすぎて、ピンとこないかもしれません。

そこで、コンビニなどでアルバイトした場合の時給と比べてみましょう。

コンビニなどでアルバイトをしたら、

だいたい時給1000円くらいになるのではないかと思います。

 

1時間勉強したことが、

コンビニで働いた、実に167倍の価値がある、ということになるわけです。

 

それだけ夏休みは、皆さんにとって「重要な時間」ということになります。

もちろん、「金持ちになれるかは重要じゃない」

と思う方もいらっしゃるかと思います。

そういった方は、「これだけの価値の社会貢献ができる」

といった考え方に変えてみてはいかがでしょう。

 

40代の方の平均年収は、こちらを

 

出身大学別の平均年収は、こちらを

 

参考にさせていただきました。

「出身大学別の平均年収」については、多くの大学のデータがありますので、

ぜひ皆さんの志望校に合わせて、時給換算をしてみてはいかがでしょうか。